【シュートボクシング】MIOが新鋭・梅尾を撃破、S-cup参戦へ
シュートボクシング協会
「SHOOTBOXING 2016 ヤングシーザー杯act.4」
2016年10月9日(日)東京・花やしき
▼第3試合 メインイベント 女子ミニマム級 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限
○MIO(シーザージム/Girls S-cup48kg級トーナメント2016王者)
判定3-0 ※30-27、29-26、30-26
●梅尾メイ(チームバルボーザジャパン)
若手シュートボクサーの育成やシュートボクシング(以下SB)協会の本拠地である浅草の活性化を目的に、日本最古の遊園地「花やしき」(1853年創業)とコラボレーションして開催される今大会(4度目)。
メインには、7月に開催されたGirls S-cupでの-48kgアジア王者決定トーナメントで優勝し、9月の後楽園大会では蓮珠DATEを1R36秒で秒殺KOしたMIOが登場、今回が7戦目となる新鋭・梅尾と対戦した。
1Rは、MIOより6cmも長身の梅尾が組み付くと強引に投げ倒し、首相撲の展開ではヒザを当て、MIOは苦戦を強いられる。しかし、終盤にはMIOがパンチをまとめる。
2R早々に梅尾のバックを取ったMIOが華麗なバックドロップを放ちシュートポイント(2点)を奪う。梅尾は組み付いてヒザで攻めると、MIOは首投げも決めてみせ2度目のシュートポイント(1点)奪取。梅尾は逆転狙いで組みつくとフロントチョークを極めにいくがこれは不発。
3R、徹底して距離を潰し組み付いてヒザを当てにくる梅尾に、MIOは前蹴りで突き放し右ストレートを当てていく。シュートポイントを2度奪ったMIOが大差を付けて判定勝ちした。
マイクを握ったMIOは「私は花やしきの遊園地でアルバイトをさせてもらっています。たくさん応援に来てもらって緊張したのですが、しっかり勝てて良かったです。11月11日のS-cupに出場したいと思います」とS-cup参戦をアピール。
これを受けてシーザー武志会長は「決定です」と即答でMIOの出場を確約。MIOは「出るからにはしっかりKOして盛り上がる試合をしたいと思います。あと、花やしきにも遊びに来て下さい」とアピールした。
試合後の囲みでは、7月のアジア王者決定トーナメント決勝戦で延長にもつれ込む大接戦を展開したUnion朱里がMIOとの再戦を希望していることを伝え聞き、「望むところです。朱里選手と戦うことになれば4度目の対戦になります。私とやりたいと二度と言わせないよう、次こそは差を付けてマットに沈めたい」とコメントした。
▼第2試合 セミファイナル スーパーバンタム級セミプロマッチ 2分3R延長1R
○笠原友希(シーザージム)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●都築太一(チームバルボーザジャパン)
16歳以下の選手を対象とした「U16ヤングシーザー55kgトーナメント」で優勝を果たした笠原がセミプロマッチで参戦。笠原はプロ9戦無敗で兄の弘希と共にSBニュージェネレーションとして注目を集めている。
1R、右ミドル主体の都築に対し、笠原は左ハイからパンチにつなぐ速い攻撃。2Rには、笠原は前蹴りを顔面、ボディと上下に蹴り分けていく。組み付いて投げを狙う都築に、笠原はヒザ蹴りを連打で見舞い優勢。
3R、笠原は強烈な左ミドルで都築のボディをえぐり、パンチ連打につなげて左ハイ。何度もダウン寸前まで笠原が追い込んだが、タフな都築は倒れない。笠原がフルマークの判定勝利を収めた。
▼エキシビションマッチ 2分1R
-MASAYA(シーザージム/SB日本スーパーライト級王者)
勝敗なし ※エキシビションマッチのため
-村田聖明(シーザージム/SBスーパーフェザー級2位)
▼第1試合 スーパーバンタム級 スターティングクラスルール 2分3R延長1R
○加藤有吾(RIKIX)
判定3-0 ※29-27、30-28、30-28
●上田一哉(シーザージム渋谷)
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