【NJKF】デッカーが健太を流血させ新王者に
▼第5試合 WBCムエタイ日本統一バンタム級王座決定戦 3分5R
○鈴木真彦(山口道場/INNOVATIONバンタム級王者)
KO 1R 2分13秒 ※左フック
●林 敬明(TSKjapan/WPMF世界バンタム級暫定王者、WMC日本バンタム級王者)
林は今、注目を集めるキックボクサーでバンタム級では珍しく177㎝の長身を誇り、サウスポーから繰り出す攻撃で現在15連勝中。特にKOを狙うヒジ打ちは強烈。これまでにWMC日本バンタム級王座、WPMF世界バンタム級暫定王座など、実に5本ものベルトを獲得。今回6本目、さらに12月25日のJ-NETWORKではJ-NETWORKバンタム級王座決定戦も決まっており、年内に7冠王を目指すベルトコレクター。
対する鈴木は12勝のうち7勝がKOの強打者で、2015年8月にはBLADE FC JAPAN CUPトーナメントで那須川天心とも対戦している。
1R、林は鈴木のローをかわして前蹴りで余裕を見せる。前に出ると得意のヒジ、ヒザを放つ。鈴木はこれに右ボディストレートで応戦する。
林がコーナーを背にしたところで鈴木が右ボディストレートと見せかけての右ストレート。これで林がダウン。ダメージのある林に鈴木は一気にラッシュを仕掛け、連打からの左フックで林をKOした。
林の15連勝をストップする番狂わせで新王者となった鈴木は、「林選手はめちゃくちゃ強くて、その強い相手に勝てて嬉しい。これからいろいろな団体の強いヤツをぶっ倒していきたい」と宣言した。
▼第4試合 NJKFウェルター級タイトルマッチ 3分5R
○浅瀬石真司 (東京町田金子ジム/NJKFウェルター級王者
判定3-0 ※三者とも48-47
●山崎遼太 (OGUNI-GYM/NJKFウェルター級3位・挑戦者)
※浅瀬石が初防衛に成功。
両者は昨年11月に王座決定戦で対戦し、浅瀬石が判定勝ちで王座に就いた。当時無敗だった山崎に初黒星をつけたのが浅瀬石だ。約1年ぶりの再戦となった。
王者の浅瀬石はチャレンジャーのように1Rから飛び出し、左右の強打を振るっていく。山崎もこれにパンチを強振して応戦し、後ろ回し蹴りも繰り出す。
2R、左前足での三日月蹴りを決める浅瀬石は目がよく、山崎の強打を空振りさせていく。さらに奥足ロー、インローも決めて山崎の出足を止める。
3R、両者右のパンチが相打ちのタイミングとなるが、山崎がダウン。だが、目はしっかりしており立ち上がってパンチを出していく。
4Rは山崎が足払いで浅瀬石をコカし、ラスト30秒で右ストレート、左フック、バックブローと反撃し、最終Rを迎えた。
しかし5Rの打ち合いでは浅瀬石のパンチの精度が優り、左フック、右ストレートとそれぞれ山崎をフラつかせる場面を作り終了。判定は三者とも48-47で浅瀬石が山崎を退け、初防衛を成し遂げた。
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