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【RISE】不可思が麻原を退け初防衛「強くてごめんね」

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2017/09/15(金)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

笑いながら殴る不可思(右)


RISEクリエーション
「RISE 119」
2017年9月15日(金)東京・後楽園ホール

▼第10試合 メインイベント RISEライト級(-63kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
○不可思(クロスポイント吉祥寺 REBELS/RISEライト級王者)
判定3-0 ※三者とも49-47
●麻原将平(パウンドフォーパウンド/RISEライト級1位・挑戦者)
※不可思が初防衛に成功

 不可思は2016年7月、第3代王者・水町浩を破って王座を奪取。2015年3月からひとつの引き分けを挟んで11連勝と快進撃を続けていたが、6月の『KNOCK OUT』で勝次と大激闘の末にTKOで敗れ、連勝はストップ。今回は再起戦にして初防衛戦となった。

 挑戦者の麻原は長くRISEランカーとして君臨し、タイトル挑戦経験もあるが、RISE王座には手が届かず。7月18日の『RISE 118』で挑戦者決定トーナメントの決勝戦を直樹と争い、2Rに左フックでKO勝ちして今回の挑戦権を手にした。

 両者は2015年11月の『RISE 108』で対戦し、この時は両者譲らぬ攻防で接戦となったが、終盤にハイキックをクリーンヒットさせた不可思が判定2-0で麻原を振り切っている。

 1R、右ローを蹴る不可思に麻原は飛び込んでの右フックを狙う。麻原は思い切りフックを振り抜き、倒す気十分。不可思は淡々と右ローを蹴り続けた。

 2Rも不可思は右ローを蹴り続け、時折右ハイキックも見せる。麻原はやはり右フックを放ち続け、左右フックがヒットして不可思が下がる場面も。

 3Rになると不可思がようやくパンチを出し、麻原は打ち合いにいくが不可思はそれでも右ローをしつこく蹴り続ける。麻原の前足を徹底的に蹴り続け、1Rからもらい続けた麻原はやや手数が減ってきたか。

 4R、不可思は右ローを蹴りながら右ハイ、右ストレートと上も攻める。麻原の前足を内側と外側から蹴り、奥足への左ローも強烈にヒット。麻原はこのロー集中打に攻めあぐねる。

 5Rは打ち合いとなる。不可思は笑いながら攻め、麻原も打ち返すがパワフルさを感じさせるのは不可思の方。最後は不可思が右フックをヒットさせて試合を終えた。

 判定は3-0で不可思が初防衛に成功。麻原を返り討ちにした。不可思はマイクを持つと「よそ者なのに(不可思はREBELSの選手)強くてごめんね。RISEのこの階級にはぶっちゃけ、あまりやりたい相手がいない。誰か俺のベルトを奪いに来てください。面白い選手、名乗り出てください。つまらない選手は断ります」と勝ち誇った。


多彩な蹴り技で優吾(右)を圧倒した安本(左)

▼第9試合 セミファイナル バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
○安本晴翔(橋本道場/REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)
TKO 2R 2分09秒 ※パンチ連打
●優吾・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM/RISEバンタム級4位)

 初参戦の安本は、那須川天心を筆頭にジュニアキック出身のプロ選手が増加するなか、特に活躍が目ざましい17歳ファイター。ジュニア大会を次々と制覇し、獲得したタイトルはなんと24本。大きな注目を集めながら昨年6月に16歳でプロデビューを果たし、僅か1年、プロ6戦目となる今年6月のREBELSでREBELS-MUAYTHAIのタイトルを獲得した。現在、7戦6勝1分の無敗記録を更新中。

 対する優吾もジュニア時代からタイトルを獲得しプロへ転向。そして高校在学中にRISEの新人王トーナメント・RISING ROOKIES CUPを制覇。今年3月にはSBランカーの植山征紀、5月にWMC日本バンタム級王者・知花デビットといった格上の強豪選手から勝利を収めている。

 1R、いきなり安本の右ハイキックがヒットするが、優吾はひるまず接近戦でパンチを連打。さらに優吾は左インローも蹴っていく。

 2R、優吾は変わらず距離を詰めてのパンチで勝負をかけるが、安本の右前蹴りがグサリと突き刺さり、続く右フックでダウンを奪われる。

 なんとか立ち上がった優吾へ安本はパンチの連打を放ち、一方的になったところでレフェリーが試合をストップ。安本がTKO勝ちで衝撃のRISEデビューを飾った。

 マイクが苦手だという安本は「全然僕、喋れないんですけれど。2階級上の相手と対戦してめちゃ緊張していたんですが、倒せてよかったです。押忍!」とだけ話し、リングを下りて行った。

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