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【女子ボクシング】佐伯霞が相手をタンカ送り、3連続KO勝利で世界王者に

2019/04/28(日)UP

プロ4戦目でKO勝利で世界を獲得した佐伯霞

 WBO女子ミニマム級王座決定戦が27日、大阪市内のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で行われ、女子期待のWBO女子アジアパシフィック・ミニフライ級王者の佐伯霞(真正)がメキシコから来たエリザベス・ロペスを衝撃のKOでマットに沈め戴冠に成功。3連続KO勝利となった。4戦目での世界戴冠は、08年の富樫直美と並ぶ国内最速タイ記録だ。

 佐伯は試合開始から鋭いジャブでロペスをコントロールした佐伯は、低い姿勢で前進する相手に右アッパーを好打した。一方、ロペスは、大きな右を起点に組み立てるが、佐伯のガードは固く、2打目につなげることができなかった。

 すると5ラウンド、タイミングをはかったジャブが決まりロペスがダウン。立ち上がったロペスだったが6ラウンド中盤、佐伯の右カウンターがドンピシャでロペスの顎を捉えるとロペスは前のめりにダウン。ロペスのダメージを見たレフェリーが試合を止めた。ダメージの大きいロペスはタンカで搬送され病院に直行した。

佐伯のパンチがヒット。ロペスはダメージでグラつく

 プロ4戦目で世界を制した佐伯は「実感はわいていない。最期のパンチは与那覇(勇気)トレーナーと日頃の練習してるパンチ。当たった感覚はなかった」と試合を振り返った。「でもまだまだ見栄えが悪いところもあったので、反省してまた練習を頑張っていきます」と戴冠の喜びをそこそこに前を向いた。「将来的には井上尚弥選手のような誰が見ても勝ち負けがわかるボクシングを目指していきます」と拳を握った。

 井上と佐伯といえば、佐伯が中3の春に第1回世界女子ジュニアボクシング選手権の48kg級で金メダルを獲得し、2011年度のボクシング年間表彰式のアマチュア部門で当時高校生だった井上尚弥とともに新鋭賞を受賞したこともある。佐伯のアマ戦績は35勝9敗でアマチュアエリートでもあった。

 山下正人会長は「女子であれだけのスピードを持って倒せいる選手はそうそういないでしょう。佐伯が女子ボクシングの牽引車になると思う。ものが違う」と手放しで喜んだ。「マッチメイクが大変だが、複数階級、防衛記録、なんでもしっかりやっていきますよ」と将来を見据えた。

■戦績
佐伯霞(真正)
4戦4勝(3KO)

エリザベス・ロペス
12戦6勝(1KO)2敗4分

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