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【JFKO】加藤小也香が南原朱里との対決制す、軽量級の菊川結衣は5連覇達成

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2019/05/21(火)UP

浅古(左)が延長戦に及ぶ接戦を制し初優勝



▼女子軽重量級決勝
○浅古麗美(21=極真木村道場/第1回JFKO全日本中量級 3位・第1回JFKO国際大会 軽重量級 準優勝)
判定 3-0※延長1回
●石原凛々(18=新極真会岡山東支部/第4回JFKO全日本大会・女子軽重量級3位 第1回JFKO国際大会 女子重量級3位)
 
 初日に第3回王者・荒木千咲や第4回王者・新田華子が脱落する波乱。新田を下した漢藍理(拳栄会館)と、極真連合会の重量級王者・浅古麗美が準決勝で激闘を繰り広げ、再延長戦で浅古が勝ち上がった。
 もう一方の準決勝では、石原凛々が長いリーチを生かした突きヒザを駆使、第1回・第2回全日本王者で昨年の国際大会でも優勝している優勝候補筆頭の木村敬代(武立会館)を本戦で下し勝ち上がった。
 
 前手で牽制しつつ、身体を入れ替え攻撃のタイミングを測る浅古。前半からパンチ・ヒザ・ローと素早い手数で攻撃する浅古に、落ち着いて前蹴りやロングレンジの突きで応戦する石原。
 途中石原が”押し”で注意をとられる場面も。最後は回り込んで突き蹴りをやめない浅古に、的確にヒザ蹴りを入れる石原。本戦は2-0で浅古優勢も、引き分けで延長戦へ。
 
 延長ではフェイントや間合いを取りつつ、一瞬で中に入り攻撃へ移る浅古。石原も突きやヒザ蹴りで攻めるが、積極性に勝る浅古が3-0の判定で初優勝をもぎ取った。
 
 インタビューで浅古は「この大会で優勝することを夢見てずっと練習してきたので、諦めずに出続けててよかったと思っています」と語る。「4年前に(新極真会の)世界大会を見に行って、自分も4年後あそこの舞台に立つんだという思いは勝っても負けても変わらなかったので、まだまだ世界で勝つには足りないところだらけですが、明日から仲間たちと稽古していきたいと思います」と目標へ向かい邁進すると語った。
 


 

久保田(左)が優勢に試合を進めるも再延長にもつれ接戦を制した

▼女子重量決勝
○久保田千尋(22=久保田道場/第一回・第4回JFKO全日本女子重量級優勝 第1回JFKO国際大会女子重量級優勝)
判定5-0 ※再延長
●藤原桃萌(20=新極真会 福岡支部)
 
 決勝では第1回・第4回全日本と国際大会で優勝しており、新極真会の2018年全日本大会を他流派ながら制した久保田千尋(久保田道場)が決勝進出。
 第二回と第三回の王者・佐藤弥沙希(新極真会和歌山支部)を準決勝で下した藤原桃萌と優勝を争った。
 
 序盤から打ち合う両者。腹とインローを放つ藤原と、胸と腹打ち分け、速いペースを崩さない久保田。1分を切ってからペースを上げ、徐々に前に出始める久保田。ラスト30秒で息も継がさぬパンチラッシュを仕掛ける久保田だが、藤原も負けじとインローを混ぜつつ打ち合う。本戦は0-0で互角。
 
 延長でも同じ展開が続き、中盤からは手数重視だった藤原が突きに威力を込め始めるが、久保田も体勢崩さず打ち返す。後半は互いに気合いの声を出しながら、打ち合う熱闘に。延長は2-0で久保田有利も再延長へ。
 

久保田が重い突きを連打する


 再延長戦では、ラスト1分ほどで接近戦で打ち合っていた両者の距離が少し離れ、久保田の間合いに。藤原は突きを出し続けるも、パンチ主体だった久保田のローキックが増える。5-0で的確に有効打を打ち続けた久保田が2年連続の優勝を果たした。
 
「自分でも自覚するくらい調子がよかったけれど、それが逆にプレッシャーだったりきつい部分もあった」と振り返った久保田。勝因は「勝ちたいという気持ち」と語り「サポートしてくれる家族がいたからここまで強くなれた。たくさんの人が応援してくれる期待に応えたい」と周囲への感謝の言葉を述べた。
 
 
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