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【海外MMA】村田夏南子がバックチョークで海外デビュー戦を白星で飾る

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2019/06/08(土)UP

『Invicta FC35』
6月7日(日本時間8日)米・カンザス州カンザスシティー・メモリアル・ホール

○村田夏南子(25=フリー)
一本 1R 2分10秒 ※バックチョーク
●リアーナ・ピロジン(26=ブラジル)

村田が海外デビュー戦を白星で飾った(写真はRIZINの試合の時のもの)

 アメリカの女子総合格闘技団体『Invicta FC』と昨年、選手契約を結んだ村田夏南子(25=フリー)がデビュー戦を一本勝ちで飾った。
本来は昨年12月5日にデビューする予定だったが、村田の怪我により中止に。怪我を治し、今年4月のRIZINでメキシコ選手に2R肩固めで一本勝ち、その勢いでこの一戦に臨んだ。

 対戦相手は7勝2敗のリアーナ・ピロジン(26=ブラジル)。

村田は今年4月のRIZINでは得意の肩固めで一本勝ちしている

 1R、お互い遠い間合いから様子を伺うとピロジンが村田の顔面を狙う高い前蹴りを出し、それを村田はバックステップでかわすと村田は間も無く片足タックルから四つに組んでテイクダウン。サイドポジションから村田がピロジンが絡める足を抜こうとすると突然ピロジンがバックにまわりバックチョークを仕掛ける。村田は何とか首を抜くと次は村田がバックチョーク(裸締め)。それがしっかり極まりピロジンがタップし村田の勝利となった。

練習で打撃の練習にも力を入れる。今回の試合では序盤に遠距離から鋭いジャブを放ち距離を測っていた

 勝った村田は「インヴィクタで戦えてすごく嬉しい。12月怪我して、試合がなくなって今まで辛い思いしてきたので(勝てて)嬉しいです」と語り決まり手のバックチョークは「練習では使ったことがないです。アドリブです」と微笑む。そして、この階級であなたの実力に対抗できる相手がいるかとの問いに、突然戦闘モードな表情に変わり「NO!」と自信たっぷりに返答していた。

 村田はレスリングの全日本選手権や世界ジュニア選手権などで優勝した実績を引っさげ、2016年4月の『RIZIN.1』で総合格闘家としてプロデビュー。『RIZIN』を主戦場としながら『パンクラス』や『DEEP』などにも参戦。中井りんに2016年末に唯一黒星をつけられたが、以降は元UFCファイターに一本勝ちするなど快進撃中。今回の勝利でMMA戦績を10勝1敗とした。

▼バックチョークを極めた場面

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