【レベルス】鈴木宙樹が無敗のまま戴冠、WBC日本王者・葵に勝利
▼第5試合 47kg契約 REBELSルール 2分3R
〇ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28
●パク・シウ(韓国/TEAM MAD)
美貌と好戦的なスタイルで注目を集めるぱんちゃんが3戦目で初の国際戦に臨んだ。
ぱんちゃんは今年2月にプロデビュー、4月の2戦目ではベテラン選手相手に眉上をカットさせるなど圧倒し、大差の判定勝利を収めている。長い手足から繰り出す前蹴り、ミドル、ヒザ蹴りの威力には定評があり、実力でも注目度は右肩上がりだ。
今回の対戦相手であるパク・シウは、DEEPやUFCで活躍した韓国女子MMAの代表選手であるハム・ソヒの妹分で、テコンドーとキックボクシングをバックボーンに昨年7月、元DEEP暫定王者の富松恵美にMMAで勝利、キックでは伊藤紗弥、紅絹(もみ)ら日本のトップファイターとの対戦経験がある。
キャリアで大きく上回るパク・シウに、ぱんちゃんが挑んだ。
1R、右ミドル、パンチで前進するぱんちゃんに対し、パクは、パンチで反撃も、ぱんちゃんの攻撃力を警戒してかすぐに組み付く展開に。
パクの組み付きに手を焼くぱんちゃんだが、冷静に組んではヒザを当てていく。ぱんちゃんはパクのパンチとバッティングで1Rには鼻血、2Rには同じくバッティングで左目が腫れるなど苦戦。3Rまで同じ展開となったが、組まれる前にパンチ、蹴りなどをうまく当てていき、ヒット数で上回ったぱんちゃんがフルマークの判定勝ちを収めた。
ぱんちゃんは試合後のツイッターで「最後まで強い気持ちを持って、判定ですが勝てました。試合内容はダメでしたがこの勝利はすごく大きいです」と実績が上の強豪に勝ち更に自信をつけた模様。ますます伸びて行くぱんちゃんに今後も期待だ。
▼第10試合 55.5kg契約 REBELS-MUAYTHAIルール 3分3R延長1R
〇大野貴志(士道館新座ジム/WMC日本スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※30-27、30-27、30-26
●KING強介(ロイヤルキングス/REBELS-MUAYTHAIスーパーバンタム級王者)
8月18日のKNOCK OUTスーパーバンタム級王座決定トーナメント出場権を懸けた一戦。
1R、お互いに慎重に攻撃を出し合う中、大野が左フックでダウンを奪う。巻き返しを狙う強介は前に出ると、大野も打ち合いで応戦。
終盤には大野が右ハイでぐらつかせ、右ストレートもクリーンヒットさせてダウン寸前まで追い込んだ。
3Rも強介が前に出るものの、大野が随所でパンチを当て巻き返しを許さない。判定で大野が勝利しKNOCK OUT出場権を獲得、一回戦で江幡塁と対戦することが決定した。
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