【修斗】TOMAが打撃戦を制し初防衛、前田吉朗はストライカーのび太弟に僅差勝利
プロフェッショナル修斗公式戦
『SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第5戦 in OSAKA』
2019年6月30日(日) エディオンアリーナ大阪
▼メインイベント 第12試合 環太平洋フェザー級チャンピオンシップ 5分3R
○TOMA(直心会TK68/王者・初防衛戦)
判定3-0 ※30-27、30-29、30-28
●高野 明(MMA修斗ジムBLOWS/同級7位)
環太平洋フェザー級王者・TOMA(TK68)の防衛戦。同級8位・高野 明(BLOWS)が挑む。
TOMAはいつでも真っ向勝負の激しいファイトが信条。昨年6月に1R KO勝ちで第9代環太平洋フェザー級王座を獲得。今回が初防衛戦。続いて9月には、ノンタイトル戦で元修斗フェザー級王者のリオン武(ライジングサン)と対戦し、判定で不覚をとったものの、未だその闘志は健在。初防衛と再起をかける。
対する高野はこれまで修斗戦績7勝1敗1分と好成績。こちらも熱いファイトが持ち味であり、折れた腕で相手を殴りつけるほどのハートの強さを誇る。直近では2連続でKO勝利を収めている。
1R、高野が圧力をかけパンチで攻めると、TOMAは距離を取りバックステップでかわす。TOMAは高野の動きを見たラウンドだったが、2R、TOMAが攻めに出る。高野が何度もタックルに行こうとするがTOMAは入らせず、中盤以降はお互いパンチのせめぎ合いの中でTOMAの右フックがクリーンヒットし高野がぐらつく。終盤には左フックをヒットさせバランスを崩す高野、TOMAの一方的な展開に。
最終の3R、追い上げたい高野は序盤からパンチの連打で前に出る。TOMAは下がりながらジャブ、右ボディストレートで対抗、中盤高野のタックルに倒れそうになりケージを背にするTOMAだったが、すぐにスタンド戦へ。高野の右ストレートがヒットするが、TOMAの右フックで高野の顎が流れる。後半もお互い一歩も譲らぬ激しい打撃戦になるが、ジャブ、右フックとしっかり当てていったTOMAの優勢勝ちとなった。
勝ったTOMAは「前回試合で負けてしまい、ここで復活するという思いで挑みました。判定になりKOはできなかったけど、勝ったんで、これからまた復活してまた上に行けるように頑張ります」と観客にアピールした。
▶︎次ページはセミファイナルの2冠王・前田吉朗と、のび太弟の一戦
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