TOP > 試合結果 一覧

【ボクシング】辰吉寿以輝が判定で12連勝、父・丈一郎は「3を打って9を生かせ」

フォロー 友だち追加
2019/07/27(土)UP

プロデビューから12連勝となった辰吉寿以輝(右)

 日本スーパーバンタム級18位で大阪帝拳が期待をかける辰吉寿以輝(23)のプロ12戦目が26日、大阪市内のエディオンアリーナ大阪で行われた。

 開始から積極的に前に出る対戦相手の藤岡拓弥(26)は左右のボディで攻勢をかける。対して、辰吉はワンツーで応戦すると徐々にペースを上げた。中盤まで相手の距離でボクシングをした辰吉だが5ラウンド、ジャブの当たる距離を掴むと、連打を繰り出し藤岡に付け入る隙を見せなくなった。終盤まで打ち合った両者だが、辰吉の有効打が勝り3-0(77-75、78-75、79-74)で判定勝利。デビューから連勝を12に伸ばした。

 試合後、辰吉は「ダメダメでした」と反省。「1ラウンドでジャブが当たったので、イケると思ったんですけど、相手の距離でボクシングをしてしまった。左の拳を痛めてしまったのもありますけど、途中までジャブも出なかった」と終始笑顔ながら反省の言葉が口をついた。「まだまだ、上位ランカーとやりたいと言える試合ではないですが、やれるなら頑張ります」と次戦にかける思いを口にして会見を終えた。

辰吉の父・丈一郎氏も試合を見守った

 辰吉の父で元WBC世界バンタム級王者の丈一郎氏は「相手はむちゃくちゃ頑張ってた。研究してたな。あの相手を倒すのは難しい、でも、拳を痛めて勝てたんやから良かったんじゃない」と合格点を与えた。「連打とコンビネーションは違う、そこがわかってないな。(1から10までパンチの強さがあったら)7や8でずっと打つんじゃなくて、3を打って9を生かすボクシングをせなあかん」と最後はアドバイスも忘れなかった。

 最後に、吉井寛会長は「1試合ごとに成長しているから良かった。倒せなかったから99点やけど、良い経験をした。次戦は上位ランカーと話を進めています。11月12月」と次戦のプランを明かした。

 辰吉寿以輝の戦績は12戦全勝(8KO)。藤岡拓弥の戦績は20戦9勝(1KO)10敗1分。(植田洋介)

フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・辰吉寿以輝が1RでTKO勝利、父は辛口コメント

・村田諒太が怒涛の1分ラッシュでTKO勝利、ブラントからベルト奪取

・拳四朗が4回TKOでV6「強い挑戦者の皆さん、どんどん挑んで来て」

・井岡一翔戦のラウンドガール、目立ちすぎた経緯を説明

・これでお悩み解決? “はじめの一歩”が1コマでコーチング! 那須川天心に勝ちたいと相談してみた

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

インスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

フォロー

LINEでeFight(イーファイト)格闘技情報を友だち追加しよう!

友だち追加

関連記事

」をもっと見る

TOP > 試合結果 一覧