【HEAT】バンナが逆転KO勝利、春日井とキムは新王者に
HEAT事務局・志村道場・日本拳法同心会館
「HEAT 45」
7月28日(日) 愛知・名古屋国際会議場イベントホール
▼第12試合 HEATキックルール Sヘビー級 ワンマッチ 3分3R
○ジェロム・レ・バンナ(フランス)
KO ※2R 2分15秒
●イム・ジュンス(韓国)
バンナは1995年から2010年までK-1ヘビー級で大活躍し、2017年10月に『RIZIN』で約4年ぶりとなる日本での試合を行ったが、MMA(総合格闘技)ルールでDEEPメガトン級王者ロッキー・マルティネスに敗北。今年3月2日にHEAT初参戦、2RにローキックでKO勝利。現在46歳。約5ヶ月ぶりの試合となる。
対戦相手のイム・ジュンスはプロレスから総合格闘技に進出。2004年、韓国のMMA団体「Spirit MC」のヘビー級グランプリでデビューし”KOREAN BEAR”の異名をとる。
1R、オーソドックスのイムに対し、バンナは往年と変わらぬ威圧感あるサウスポースタイルで向かい合う。イムの右ローを左足の内側で受けたバンナが一瞬バランスを崩すと会場はどよめく。大きな体つきに対し手元の細かなフェイントを混ぜてイムの様子を伺うバンナ、得意の左のパンチよりも左ミドルやローキックで試合を組み立てる印象が強い。
2R、背中に光る大量の汗がその緊迫した雰囲気を伝えるバンナ。両者ワンツーで相手の様子を伺う中、イムが右手の大きく振るうフックでバンナに迫る。
ダメージを感じさせたバンナはケージに詰まると防戦一方。イムの金色に染まった髪型と体格も相まって、K-1で行われたマーク・ハントとの第1戦を彷彿とさせるピンチに陥るバンナ。しかし、イムの打ち終わりを狙いバンナが逆襲! バンナが両腕でフックを何発も振るうとイムがスタンディングダウン! 試合が再開するとジリジリと詰め寄ったバンナが最後は打ちおろすような強烈な右フックでイムをなぎ倒し、レフェリーが試合を止めた。
▶︎次ページは春日井 寒天 たけしが元王者対決を一本で制し新王者に
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