【K-1 KRUSH】鈴木勇人が左右田泰臣を延長で退け初防衛=全試合結果
▼第5試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級 3分3R 延長1R
○朝久泰央(朝久道場)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-29
●横山朋哉(リーブルロア)
朝久はK-1・KRUSHで活躍する兄・裕貴と共に、父が指導する朝久空手を学び育ってきた。2017年から3連勝で、レオナ・ペタスとのリベンジマッチに惜しくも敗れて、実質のKRUSH王座決定戦に勝利することは出来なかった。しかし今年5月の再起戦で勝利して復活の狼煙を上げた。
対する横山は兄・巧と共にK-1グループで活躍する兄弟ファイター。爆発力のあるパンチと、回転力のあるコンビネーションを武器に前回は齋藤祐斗に圧巻のKO勝利して、今回キャリアで最も実績のある相手に挑む。
1R、飛び込んでの左ストレートで襲い掛かる横山、その後両者のフックが交錯する。持ち前の爆発力で左ストレートや左ミドルを連続でヒットさせる横山に対して、朝久は落ち着いて右ローからの右ストレートをコツコツ返していく。
2R、スイッチしながら左右のローを散らしていく朝久、さらに右ストレートを振るっていく。対する横山は実感手数が落ちるも、左右のローや左のオーバーハンドを返す。
3R、横山が左に回って左ストレートをヒットさせると、朝久も負けじと右ストレートを返す。終盤になると朝久が圧力を強めて横山を下がらせるようになる。さらに、右ローからの左右のフックで攻め、コーナーに押し込んでパンチを連続で振るっていった。終盤に手数を増やして圧力で押し切った朝久が判定勝利した。
▼第4試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級 3分3R 延長1R
○瑠久(K-1 GYM横浜infinity)
KO 2R 2分46秒 ※右フック
●松岡翔大(ISHITSUNA MMA)
瑠久はK-1甲子園でも実績を積み、プロデビュー後は連勝を重ねるが今年の3月に一度敗れた近藤魁成にKO負けし、プロ初黒星を喫した。しかし、6月の再起戦では堀井翼に判定勝利して再起を飾った。
対する松岡は、愛知県出身で、プロ戦績が5戦5勝(4KO)0敗とこれまで無敗記録をい更新してきた。今回の対戦で無敗記録を更新するのか、それとも瑠久が無敗記録を打ち破るのか期待される。
1R、サウスポースタイルで左ジャブでけん制して左の蹴り中心に組み立てる松岡に対して、瑠久はどっしり構えて右ロー。中盤に松岡が左ストレートから左ヒザ連打で先制のダウンを奪う。さらに左ストレートからの左フックで追撃すると、瑠久も右のフックを返す。
2R、ダウンを奪われた瑠久が前進して、積極的に左右のフックからの右ストレートで先制すると、1Rの打ち疲れか松岡の動きが鈍る。瑠久は接近戦にも持ち込んで、左フックをヒットさせて右フックを連続でぶち込んむと松岡がよろめいてダウン。足が言うことをきかない松岡に対して、瑠久が追撃して右フックからの左フックをぶち込んで松岡が倒れるとレフリーが試合を止めた。
勝利した瑠久は「1R目は素直に効いちゃって気持ちが折れかけたけど、里見先輩に言われていくしかなくいていっちゃいました(笑)。11月24日にあるK-1横浜大会は俺がでなかったら盛り上がらないです。中村プロデューサー、下克上するのでよろしくお願いします」とK-1横浜参戦をアピールした。
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