【K-1 KRUSH】鈴木勇人が左右田泰臣を延長で退け初防衛=全試合結果
K-1 KRUSH FIGHT実行委員会
『K-1 KRUSH FIGHT.104』
2019年8月31日(土)東京・後楽園ホール
▼ダブルメインイベント第2試合(第9試合)K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級タイトルマッチ 3分3R 延長1R
○鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/王者)
延長判定3-0 ※10-9、10-9、10-9
●左右田泰臣(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/第2代RISEスーパー・ライト級王者/挑戦者)
※鈴木が初防衛に成功
鈴木はアマチュアでは無敗を誇りKRUSHでプロデビュー。強烈な左ミドルと左ストレートを武器に強豪を撃破して今年1月に第7代K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級王者となった。今回が初防衛戦となる。
対する左右田は新生K-1旗揚げから活躍するスーパー・ライト級のトップファイター。マスクを被って会見や入場を行うことでも知られており、これまで2度、トーナメントでK-1のベルトを獲得するチャンスを得ているが惜しくも敗戦。しかし、いずれも準優勝に輝いており今回はKRUSHのベルト獲得に燃える。
1R、鈴木がサウスポーに構えて強烈な左ミドルを連発すると、左右田はどっしり構えて左ローを当てる。序盤から積極的に左ミドルを繰り出していく鈴木に対して、左右田は終盤に右フックをヒットさせた。
2R、序盤から右ローや左ミドルを1R同様にテンポ良く当てていく鈴木に、左右田は接近して左フックから右ストレートまで繋げる。終盤になるにつれて鈴木の左ミドルで左右田の脇腹は赤くない出血が見えるようになる。
3R、鈴木が右ローで先制すると、左右田が鈴木を押し込んで左右のボディフックを振るい、右ストレートに繋げる。ロープ際まで詰められてしまう鈴木だが、冷静に左ストレートや左ミドルで応戦する。終盤になるにつれて近距離の打ち合いが見られるようになって会場が沸く中、終了のゴング。3Rが終わってジャッジは三者とも29-29となりマストジャッジの延長戦となった。
延長に入ると両者は前進し、最後の力を振り絞って近距離での打ち合いが展開される。鈴木が左右田を押し込んでショートの左フックからの左ヒザを突き刺すと、左右田も押し返して左ボディからの右ストレート、さらには右アッパーまで繰り出すといった一進一退の攻防に。終盤までお互い手を休めることなく打ち合ったが、若干左のフックとヒザ蹴りにおいて僅差の判定で鈴木が上回って勝利し、初防衛に成功した。
防衛に成功した鈴木は「応援ありがとうございました。今回の試合は左右田選手に挑戦するという気持ちが大きすぎて試合終わった後のコメントは考えてませんでした。今まで戦った相手とは全然違って左右田選手の根性が伝わってきました。この試合に勝って自分がファイターだと胸を張って言えるようになりました。自分はKRUSHのベルトを獲ってからがスタートだと思っていて、ここからが第2章だと思っているのでこれからもっと大きなベルトを獲りに行きます。これからも応援よろしくお願いします」と初防衛を果たしてK-1のベルトを狙っていくと宣言した。
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