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【K-1 KRUSH】レオナ・ペタスが西京佑馬との再戦を制しタイトル奪取、闘病の母へベルト捧げる

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2019/09/16(月)UP

ヒザを受けた大沢は糸が切れたようにダウンするが、レフェリーはタイムストップを要求し審議に入る

▼セミファイナル 第8試合 K-1 KRUSH FIGHTライト級 3分3R・延長1R
○大沢文也(日本/TANG TANG FIGHT CLUB)
反則 1R ※反則打による試合続行不能のため
●ワン・ジーウェイ(中国/遼寧創新ジム/CFP)

ジーウェイ(左)は大沢の頭を抑え込む形でアゴにヒザを打ち込み、反則打と判断された

 大沢は昨年12月のライト級世界最強決定トーナメントで世界2位に輝き注目を集めた。本来はアウトボクシングスタイルだが、ここ終戦では倒せる破壊力も備わってきているようだ。今年6月のK-1両国大会では里見柚己に判定勝ちし、試合後は改めて目標とする卜部功也との対戦を熱望していた。当初はその卜部を倒したジュー・シュアイと対戦予定だったが、シュアイが練習中の負傷により欠場が決定。急遽シュアイと同門のワン・ジーウェイ(中国)と対戦することになった。

 1R、あいさつ代わりにいきなり左ミドルを打ち込む大沢。さらに飛び込み左フックを打ち込み攻め立てる大沢は、ジーウェイから強烈なローを打たれても効いていないと首を振る。小さく前後に出入りしながら左ボディ、右ローを繰り出すジーウェイ。こちらもコーナーに追い詰めた大沢を、リング中央からカモンジェスチャーで呼び出す余裕を見せた。

マイクを握った大沢は「ジーウェイ選手は悪くない」と自身の不甲斐なさを悔やみ、早期の再戦を要求した

 その直後にジーウェイが右ヒザを突き上げた直後、大沢が糸が切れたように真正面へバタリとダウン。レフェリーがタイムストップを求め、審議が行われた。ジーウェイの右ヒザが大沢のアゴに直撃したかのように見えたが、映像審議によりジーウェイが両手で後頭部を抑えて攻撃したと判断。K-1 KRUSH FIGHTのルールに基づき、大沢の反則勝利となった。

 試合後にマイクを握った大沢は「こんな試合なのにマイクを持ってすみません。この試合は僕の負けです。勝ちじゃありません」と心情の上では負けであると告白。「僕の負けなので、ワン選手を責めないで」と反則負けとなった相手へ気遣いを見せた。そして会場の四方に頭を下げた後、「対戦相手のワン・ジーウェイ選手とは必ず再戦でやらせて欲しい」と近い将来の再戦を希望した。

☆次ページは里見柚己vs横山巧、友尊vs西元也史の衝撃KO決着

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