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【REBELS×KNOCK OUT】スアレックが雅駿介からダウン奪い暫定王座獲得、栗秋は完勝も笑顔無し

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2019/10/06(日)UP

栗秋(左)は得意の左フックをヒットさせるもミケールを倒せず判定勝利

REBELSプロモーション
『REBELS.63×KNOCK OUT』(2P目)
2019年10月6日(日)東京・後楽園ホール

▼セミファイナル 第9試合 57kg契約 3分3回戦(延長あり) REBELSルール
○栗秋祥梧(24=クロスポイント吉祥寺)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28
●ミケール・フェルナンデス(27=スペイン/マンバジム/ISKAスペインムエタイフェザー級王座)

栗秋(左)は左フックと右ローを上下に散らしミケールを攻め立てた

 栗秋は九州で50戦近い試合をこなし、昨年上京。左フックを得意とし、REBELS-MUAYTHAIフェザー級王者で三冠王の八神剣太をはじめ、多くの難敵と対戦。”REBELSのエース”としてキャリアを積み、ISKAの世界ベルト奪取目標を公言している。

 フェルナンデスはISKAのスペイン国内王座を保持する強豪。13勝のうち12KOと、勝利の9割以上をKOで仕留めている。今年8月のKING OF KNOCKOUT初代スーパーバンタム級王座決定トーナメント」で初来日し、準決勝でWPMF世界スーパーバンタム級王者・小笠原瑛作と対戦し判定負けした。

ミケール(左)も要所で反撃するが、見せ場を作るには至らなかった

 開始早々、サウスポーのフェルナンデスへ栗秋がいきなりの左フック。炸裂音を響かせるほどの一撃を警戒するフェルナンデスへ栗秋は右ローをきれいにヒットさせ、ロープに詰めて左フックを顔面、ボディに散らす。
 2Rには左ボディを突き刺し、効いていると見るや左右の三日月蹴りをフェルナンデスの腹へ打ち込んでいく。更に左フックを何度もヒットさせ優位に進める栗秋だが、もつれ込んで倒れた際にフェルナンデスがヒザを鼻に当てる反則打。前回の小笠原戦に続くフェルナンデスの反則打に会場からブーイングが起きる。

栗秋(左)は1Rも取らせない完勝を収めたが、笑顔を見せることは無かった

 3R、手の出ないフェルナンデスへ栗秋は左フック、右ハイキックをヒットさせるがフェルナンデスは効いていないとアピール。しかし右ローは露骨に嫌がり、栗秋は左フックと右ローを上下に散らす。右バックハンドブロー、左ミドルとヒットさせるがダメージを見せないフェルナンデスは組みついては倒すを繰り返す。栗秋がヒットを稼ぎ続けたまま試合終了。判定はジャッジ全員が栗秋の勝利を支持したが、公約のKOを果たせなかった栗秋の表情は曇ったままだった。

▶次ページはUMA vs CAZ

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