【極真 世界大会】210cmのブラジルの怪物がロシアの優勝候補を撃破、明日の決勝日は日本人と対決
11月23日(土)、武蔵野の森総合スポーツプラザにて極真会館(松井館長)主催『第12回全世界空手道選手権大会』(2日目)が開催された。
この日、2回戦、3回戦が行われ、4回戦に進んだ全32名のうち昨年全日本優勝の上田幹雄ほか、鎌田翔平、髙橋佑汰、荒田昇毅ら4強含む13名が勝ち抜き、明日の4回戦に駒を進めた。日本代表選手19名なので6名が敗退したのみ。日本王座奪還に大きく可能性を進めた。
日本人優勝候補筆頭の上田は2回戦、足払いで相手を転がし下段突きを決め技あり、3回戦でも左の飛びヒザ蹴りで技ありを奪う快進撃を見せた。
明日は4回戦から決勝戦(8回戦)まで行われ、トーナメントのため、日本人同士の対決も増えてくるが、日本が16年ぶりの王座奪取に向け残った人数を見ると王座奪取の可能性が高く思える。
外国人では、身長210cm、体重145kgと身長・体重とも今大会最大の怪物イカロ・ナシメント(20=ブラジル)が圧倒的な体格で初戦の2回戦を寄せ付けず優勢勝ち、3回戦では優勝候補のキリル・コチュネフ(29=ロシア/前回15年世界4位、18年全ロシア重量級2位)と対戦。
コチュネフも身長190cmある大型選手だが、ナシメントは豪快な足払いでコチュネフをマットに転がし下段突きを決め技あり、その後もブルドーザーのようにどんどんパンチで前に出て行き、正面から攻めようとするコチュネフは圧力で押され、なす術なく時間が終了。ナシメントが優勢勝ちを飾った。新鋭でまだ大きな実績のないこの怪物は明日は決勝トーナメントで勝ち上がることができるのか注目される。
明日24日の初戦の4回戦では昨年の全日本ウエイト制大会中量級優勝の樋口知春(22=170cm・80kg)と対戦する。この怪物に勝つにはサイドに回りながら圧力を受けず的確にパンチ、蹴りを決めていくことだろう。
また、2019年世界女子空手道選手権大会も同時開催されており、本日は準々決勝まで終了。今年4月の世界女子ウェイト制大会の中量級で優勝した永吉美優(21)と佐藤七海(21)が準決勝進出。永吉はシャイネス・エルハイモワ(20=フランス)、佐藤は世界女子ウェイト制重量級2位のアナスタシア・カサノワ(24=ロシア)と対戦する。
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