【BOM】伊藤紗弥が奥脇奈々を完封し完全復活、WMCタイトル戦4試合で新王者が誕生
▼第9試合 WMC日本ウエルター級タイトルマッチ 3分5R
●誠(レンジャージム)
TKO 4R1分6秒 ※ドクターストップ
○KAZU(GTジム/蒼天塾)
※KAZUが王座獲得
両者サウスポー。1R徐々に圧力を強める誠は威力のある左ローをパチンパチンとヒットさせると、KAZUは入り際にタイミングのいい左ストレートで誠を迎え撃つ。2R開始直後はKAZUが上下の打ち分けでペースを握るかに見えたが、誠は飛び込んで放った右フックで一気に流れを引き寄せ攻勢へ。右ヒザをボディに叩き込みダウン、ラウンド終盤にもヒザでダウンを追加する。
3R、逆転を狙い手数を増やすKAZU。しかし誠のヒジで左まゆ上をカットしてしまい、ドクターチェックを受ける。ラウンド終盤、今度はKAZUの縦ヒジで誠も眉間付近をカットする。4R開始早々に誠がドクターチェックを受けるが再開。しかし傷口を狙ったKAZUの左ストレートがヒットし、傷口が大きく開き再度ドクターチェック。今度はドクターが首を横に振り、KAZUの逆転TKO勝利が決まった。
マイクを握ったKAZUは喜びのあまりコメントがまとまらないが、「めちゃくちゃうれしいです。名前だけでも覚えていってください」と満員の観客に新王者の存在をアピールした。
▼第8試合 WMC日本スーパーフェザー級タイトルマッチ 3分5R
●リク・シッソー(トースームエタイシンジム)
KO 4R2分58秒 ※右ヒザ蹴り
○梅沢武彦(東京町田金子ジム)
※梅沢が王座獲得
1Rはゆったり構えるリクへ梅沢がプレッシャーをかけ、両者右ミドルを交換。2Rにプレッシャーを強めた梅沢が左ローから右ボディ、ワンツーで攻める。聞いた様子は見せないリクだったが、コーナーからロープに逃げたところで行く手を遮るような梅沢の右ハイキックを受けダウン。直後のゴングに救われる。
3Rに入るとリクがパンチの手数を増やすが、勢いに乗った梅沢が左ジャブ、左フックからのコンビネーションでリクからヒットを奪い続ける。4Rもワンツーから右の蹴りのコンビネーションでペースを握る梅沢は、リクの下がり際に飛びヒザ蹴り。右のヒザの直撃を受けたリクはそのまま倒れ込みレフェリーは即座にストップ。衝撃的なKO劇で梅沢がWMC日本タイトルを奪取した。
マイクを握った梅沢は「めちゃめちゃうれしい。色んな人の支えがあってやっとチャンピオンになれました」と喜びの声。最後に対戦相手のリク、ジム関係者、大会関係者、そして観客へ伝えた感謝の言葉に、会場から万雷の拍手が贈られた。
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