2019/12/08（日）UP
（最終更新：2019/12/13 17:22）

※順次写真を追加していきます

▼第5試合　WMC日本フェザー級タイトルマッチ　3分5R
○佐野貴信（創心會/WMCフェザー級王者）
判定3-0４４　三者とも49-47
●松本龍斗（京都野口ジム/NJKFフェザー級王者）
※佐野がタイトルを防衛

　佐野が右ミドル、右ローで組み立てると松本が左ジャブから右ミドルで反撃。2Rに入ると佐野が左ミドルを多用し始める。3Rに入ると1Rから積み重ねた右ローが効き始め、佐野のパンチが松本の顔面をとらえる。松本もプレッシャーをかけ手を返すが、佐野がカウンターの右ストレート。左ミドルで追撃すると、松本が苦しい表情を見せる。

　最終ラウンドは松本が左縦ヒジで入りヒヤリとする場面もあったが、佐野が主導権を握ったまま試合終了。ジャッジ三者全員が佐野の勝利を支持し、見事防衛を果たした。3日後に誕生日を迎えるという佐野はマイクを握ると「頑丈な体に産んでくれてありがとう」と両親へ感謝の言葉を述べた。

▼第4試合　
○羅向（らむ/ZERO）
TKO　3R47秒　※右ヒジによるカット→ドクターストップ
●KEN（ユッタナジム）

　2Rにラムがかぶせ気味の左フックを当てると、KENも左ストレートをヒット。KENがジリジリとプレッシャーをかける展開になり、ヒット数はKEN。
　3RもKENがパンチで押すが、入り際のラムの右縦ヒジでKENの左まゆ上をカット。一撃でドクターストップを呼び込み、ラムが今大会最初のKO勝利を呼び込んだ。

▼第3試合　WMC日本スーパーバンタム級　3分3R
△大野貴志（士道館　新座支部）
判定1-1　※28-29、29-28、29-29
△昭彦（尚武会）

　大野は打たれても退かず拳を振り上げる肉食獣のようなファイトが売り。今年8月に行われた「KING OF KNOCK OUT 初代スーパーバンタム級王座決定1DAYトーナメント」1回戦で江幡塁にダウンを奪われたものの、ヒジでカットを奪う一撃を見舞っている。来年2月にはREBELSの王座決定トーナメントに参戦が決定。前哨戦代わりに昭彦との一戦に臨む。

　1R、昭彦が右ロー、左ミドルをヒット、足を使い距離を取り、大野のパンチを空転させる。2Rから大野の左フック、左ボディがヒットし昭彦が後退。3Rも大野が左フックをヒットさせるが、昭彦も組んでからのヒザ蹴り、右ストレートで反撃。一進一退の攻防は三者三様のドローとなった。

▼第2試合　WMC日本ミニフライ級契約　3分3R
●中野伊織（ウォーワンチャイプロモーション）
判定0-3　28-29、27-29、28-29
○天馬（WSR）

　1R、天馬の左ローで中野がバランスを崩すがこれがダウンの判定。2Rに中野がパンチ、右ローで猛反撃するも天馬が逃げ切り判定勝利。

▼第1試合　WMC日本スーパーフェザー級　3分3R
△大滝真吾（レンジャージム）
判定0-1　29-29、28-29、29-29
△聡之晟（ときのじょう/TSKjapan）

　序盤は聡之晟がパンチ、縦ヒジで優位に立つも2R後半から大滝がパンチで猛追、互角の攻防はドローで決着。