【BOM】スアキム、ダウン奪われるも大逆転TKO勝利、名高、梅野も初回KOで決める
▼第5試合 WPMF 世界ライトフライ級(48.99kg) タイトルマッチ 3分5R
◯ペッシラー・MTMアカデミー(タイ/MTMアカデミー/王者)
判定2-0 ※49-49、50-49、49-47
●竜哉・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム/挑戦者)
ペッシラーはサウスポーから繰り出される左ミドルや組んでのヒザ蹴りが武器で、ムエタイの殿堂であるラジャダムナンスタジアムにランクインするほどの実力者。
対する竜哉は7月にIBFムエタイ王座、9月にはラジャダムナンの現地でラジャの王座を獲得するなど大活躍。10月31日にも現地の舞台で判定勝ちを収めており勢いに乗る。今回は一回級上の王座獲得に燃える。
1R、ペッシラーがサウスポー。序盤から両者ともに手数は少なくレフリーから攻撃するよう指摘を受ける場面も。竜哉は右ローで様子を伺っていくと、ペッシラーは竜哉の左ローをスネでブロックして、左ミドルをヒットさせる。
2R、竜哉は鋭い右ミドル、ペッシラーは左ミドルを何度も蹴り込んでいき、竜哉の前進に対しては前蹴りで突き放す。中盤まで竜哉は様子を見ていたが、ペッシラーの左ミドルを何度も受けると、お返しに左のローを走らせる。
3R、竜哉の右ミドルに対してペッシラーは左ミドルを返す。中盤までは、両者は強烈なミドルを交換していく展開。ペッシラーは組んでのヒザ蹴りで攻めていくと、竜哉も組んでの攻防に付き合うように右ヒザで対抗する。終盤に竜哉は何度も右ミドルを放ち、右のボディに強烈なストレートを打ち込むと、ペッシラーは左ストレートを当て返す。
4R、ペッシラーが前半から前に出て左ミドル、竜哉は右ローや右ミドルと右の蹴り中心にリターン。中盤にペッシラーが組んでの攻防に持ち込んで、左の強烈なヒザを突き刺し、何度も効果的にヒザを入れていく。竜哉のミドルはうまく流され出して、ペッシラーがミドル、首相撲ともに上回る。
5Rには竜哉が余裕を見せるようにサークリングして右ロー。対するペッシラーも手数が少なく大きな動きは見られなかった。4Rが大きな差となってペッシラーが判定勝利し防衛に成功した。
▼第4試合 BOM フライ級(50㎏) 王座決定1DAYトーナメント1回戦(2) 3分5R
●ジェイソン・マークDC・ヴェダナ(フィリピン/C.I.E.P)
TKO 3R 0分1秒
◯チー・ユング・ファング(香港/KF1)
ファングのローにジェイソンは力強いフックを振り回して行く。上からかぶせた右でファングはバランスを崩す。ジェイソンはパンチ、ローとも全力で攻撃をし優勢だったが、開始1分半でファングの左ハイキックでダウン。
しかしジェイソンの猪突猛進ペースは立ち上がっても変わらずファングは隙を見て蹴り、パンチを当てて行く。
2R中盤からファングの手数が上回り確実にパンチがジェイソンの顔面を捉える。
3R開始時、鼻血を出しているジェイソンを見てレフェリーが試合を止めるとジェイソンはドクターチェック。鼻骨骨折の疑いでドクターストップ。ファングが決勝に進んだ。
▼第3試合 BOM フライ級(50㎏) 王座決定1DAYトーナメント1回戦(1) 3分5R
◯名高・エイワスポーツジム(日本/エイワスポーツジム)
KO 1R 1分36秒
●イ・ジソン(韓国/TEAM VILLAIN/KTK)
元ラジャダムナン&ルンピニーというムエタイ2大殿堂の王者・名高がBOMフライ級(50㎏)王座を獲るため1DAYトーナメントに挑む。
1回戦の相手ジソンは前日計量をパスできず、当日の計量でも計量を3.2kgオーバーしたため、減点2で試合に挑んだ。1Rからお互いキレのあるローを出し合うがスピード、威力とも名高が上か。右のアッパーから左フックで動きを止めると、右の三日月蹴りが相手のみぞおちにヒットしダウン。相手は起き上がれず、名高のKO勝ちとなった。
▼第2試合 WMC インターコンチネンタル ミドル級(72.57kg) タイトルマッチ 3分5R
◯プーパンレック・クラミツムエタイジム(クラミツムエタイジム)
判定2-0 ※49-48、49-49、49-48
●大輝・FLYSKY GYM(FLYSKY GYM)
大輝は序盤からパンチを連打、プーパンレックは数発浅く被弾するがダメージなくポーカーフェイスで重いミドルキックを返して行く。
2Rにはプーパンレックの右ストレートで大きく顎が上がる大輝。このノーモーションの右ストレートは右のダブルで刻んで打つが倒れないものの相手の顎が大きく上がるため判定に有利になりそう。以降のラウンドもこのダブルストレートヒットした。
4Rに大輝の右ハイキックがヒットするとプーパンレックの動きが止まり、大輝がパンチを連打。プーパンレックはクリンチで逃れる。
その後も大輝は圧力を強めたが、5R、大輝の攻撃を当てさせずカウンターに徹したプーパンレックが判定2-0で勝利した。
▼第1試合 WMC インターコンチネンタル バンタム級 (53.52㎏) タイトルマッチ 3分5R
◯鳩(TSK japan)
判定2-0 ※49-48、49-49、49-48
●國本真義(命武会)
※鳩が新王者に
國本は序盤から圧力をかけ、ローで攻め込むが、鳩は下がりながらもローをかわしパンチをカウンターで当てに行く。3Rには鳩は左フックでぐらつかせると、コーナーに追い詰めラッシュ。終盤國本もパンチをヒットさせ鳩の動きが止まる場面も。
4R序盤に國本が右目じりから流血しタイム。再開後、反撃に転じようとアグレッシブに行く國本だったが鳩は右ストレートで國本をのげぞらせると、ヒジ打ち、膝蹴りの連打で再び流血しタイムに。
5Rには國本の猛攻に鳩も付き合い打ち合い判定2-0で鳩が勝利した。
▼オープニングファイト WMC 日本ライト級(61.23kg)契約 3分5R
●加藤雅也(TSK japan)
KO 1R 1分26秒
◯真吾(レンジャージム)
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