【レスリング】天皇賞に文田健一郎、優秀選手賞に65kg級を制し五輪内定の乙黒拓斗ら
12月22日(日)東京五輪代表選考を兼ねた天皇杯「レスリング全日本選手権2019」』4日目が東京・駒沢体育館で行われた。
今大会の優秀選手賞はフリースタイル65kg級で優勝し東京五輪内定を決めた乙黒拓斗(22=山梨学院大)、男子グレコローマン77kg級優勝の屋比久翔平(24=ALSOK)、女子は50kg級優勝の須﨑優衣(20=早大)が受賞した。屋比久、須﨑は3月の東京五輪アジア予選(中国)で優勝、準優勝ができれば、東京五輪代表に内定する。
今大会では、9月の世界選手権で5位以内となった3選手、乙黒拓斗、男子フリースタイル74kg級の奥井眞生、リオ五輪金の女子68kg級土性沙羅が優勝すれば五輪代表に内定することになっていたが、五輪に内定したのは優勝した乙黒のみとなった。
土性は準決勝敗退、奥井は初戦敗退し、来年2月に行われるオリンピックの代表決定戦で、今大会の優勝選手と対戦することになる。
初の五輪内定を掴んだ乙黒は「 (世界選手権の)敗戦から学んだことが多かった。東京オリンピックで金メダルを獲れるよう頑張って行きます」と五輪内定の喜びを語った。
決勝で乙黒は圧勝の優勝劇を見せた。中村倫也(24=博報堂DYスポーツ)に対し序盤は様子を見るが、開始2分で引き落としから後ろにまわってローリングを連続で決め10-0のテクニカルフォール勝ちで第1ピリオドで優勝を決めた。
年間を通した最優秀選手に与えられる天皇杯は、今大会には出場しなかったが今年の9月の世界選手権を制し東京五輪に内定を決めている男子グレコローマン60kg級の文田健一郎(24=ミキハウス)が受賞した。
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