【BOM】朝陽がKO勝利でWBC王座奪取、MIREYが強打で奥脇奈々を下し新王者に=第1部
BOMプロモーション
『The Battle Of Muaythai BOM2-7 Part I』(2P目)
2020年2月9日(日)東京・新宿FACE
▼第10試合 WMC 日本 女子 ピン級王座決定戦 2分5R (延長なし)(肘あり)
●奥脇 奈々(エイワスポーツジム)
判定0-3 ※48-49、48-49、47-49
○MIREY(HIDE GYM)
※MIREYが新王者に
奥脇は奥脇一哉、竜哉・エイワスポーツジムと血を分けた奥脇三兄弟の一人。昨年6月に上原真奈とのWMC女子日本ピン級王座を争い、バチバチの打ち合いを演じたが、惜しくもスプリットで判定負けを喫している。J-girls ピン級王者のMIREYが2本目のベルトを腰に巻くか、奥脇が悲願の初戴冠なるか。
1R、スピードのある右ロー、左ジャブを放つ奥脇だが、MIREYのパワーのある左ジャブ、右ローで押し返され。手数を出す奥脇へ、体を小さく揺らしながら前進しプレッシャーをかけるのはMIREY。ラスト30秒でMIREYが前進し右フックをヒットさせる。
2R、MIREYの前進に合わせ左前蹴り、右ミドルを放つ奥脇。至近距離では組んでヒザでMIREYにダメージを与える。MIREYはパンチを出していくが、奥脇のミドルに阻まれ前進しきれない。
しかし3R、ラウンド開始早々に激しくパンチを交換すると、パワーに勝るMIREYが徐々にペースをつかみ、奥脇をコーナーに押し込んでいく。MIREYの前進に奥脇は左前蹴りを合わせるが、お構いなしに前進するMIREYがパンチでペースをつかんでいく。
4R、このラウンドもMIREYが前進しパンチのラッシュ。奥脇も応戦し手数をよく出すが、回転のいいMIREYのパンチに飲み込まれ何度も右フックでアゴが跳ね上がる。
最終5R、奥脇がMIREYの入り際に縦ヒジを合わせる。しかしMIREYの突進は止まらずパンチで前進、至近距離でヒザ、離れれば右ローとやりたい放題のMIREY。ロープに詰められた奥脇は打ち合いに応じパンチの応酬を見せるが、MIREYの回転を止められずそのまま試合終了のゴングを迎えた。
判定は3者共にMIREYの勝利を支持。後半をパワーで飲み込んだMIREYが、J-girls に続きWMCのベルトを手にした。
▶︎次ページは渡部 翔太vs晃希、奥脇 一哉vs佐野 佑馬のWMC王座戦
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