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【海外ムエタイ】中学2年生の石井寿来、15歳のテクニシャンファイターと接戦も判定負け

2020/02/25(火)UP

キックを放つ石井

『スックムエタイギャットペットスーパーファイト』
2020年2月22日(土)タイ・ルンピニースタジアム

▼第5試合 100ポンド契約
○ペットソンセン・ペットジャルンウィット
判定勝利
●ジュライ・エクシンディコンジム(石井寿来)

 2020年2月22日(土)ウォーワンチャイプロモーション所属の石井寿来(エクシンディコンジムJAPAN:福岡市立吉塚中学2年)がタイ・ルンピニースタジアム「スックギャットペット」に参戦した。

 石井は、昨年12月31日にリッティデート・ムーピンアロイジュンベイにTKO勝ちをおさめ、上り調子といえる。今回の対戦相手、ペットソンセン・ペットジャルンウィットは、マハーサラカム県出身の15歳、現在50戦40勝の戦績がある。以前(19年10月)に同ウォーワンチャイプロモーション所属の渡邊愼一と対戦したこともあるが、その時は渡邊が2RTKO勝利を収めている。石井陣営としては、石井の素早い打撃の連打で難なく勝利できると見込んでいたが…

 試合は初回、石井はローを当ててゆく。ローがかなりの頻度でヒットし、石井は蹴った後に返しのパンチまで繰り出す。
 石井のサウスポーからの左ストレートがペットソンセンの顔面を捉える。ペットソンセンは石井のローをカットできないため、この上下に揺さぶった攻撃が有効だった。

 2ラウンドに入ってからも、石井の上下に散らした攻撃は有効だったが、ペットソンセンも石井の動きを読んできたのか、石井のパンチに合わせ、ペットソンセンもストレートパンチを合わせてきた。石井がパンチを繰り出すタイミングが、ほとんどペットソンセンとの相打ち状態となる。このラウンド中盤から、ペットソンセン陣営は「組みに行け!」と接近戦移行を指示した。

 3ラウンド、距離が詰まり組んでの膝合戦が多くなる、石井は組むまでの一瞬に、得意のカウンターの膝蹴りをペットソンセンの腹に刺すも、ペットソンセンの前進は止まない。

 4ラウンド、石井はミドルを多発し、ヒット数を稼ぐも、ペットソンセンはひたすら組んできた。この組の状態での膝数は互角だったもの、体制捌きなどで若干ペットソンセン優勢だったかもしれない。

ペットソンセンが判定勝利

 最終ラウンド、石井陣営は「パンチで倒しに行け」と指示を出した。これまでの経過として、若干ではあるがペットソンセンが優勢であり、石井としては判定になった場合は不利なため、勝つためにはパンチで相手をKOするほかなかった。ここで石井の蹴りやパンチは多数ヒットするも、ペットソンセンは怯む事なくしっかりと構え、自身の優勢をアピールする。終了ゴングが鳴りペットソンセンが判定勝利する。

 石井としては、初回から2ラウンドの間にキレの良いパンチが多数ヒットするも、ここから、パンチをヒットさせることに重点を置き、蹴り数が少なくなってしまったのかもしれない。ペットソンセンは、ひょっとしたら、そんな石井の動きを読んでいたのかもしれない。結果論ではあるが、石井があのままローキックを当て続け、後半までペットソンセンの足を痛めつけていれば、違った結果になったかもしれない。ペットソンセンの闘いぶりは以前(19年10月)に渡邊愼一にKO負けした時と比べ、目に見えてテクニシャンファイターへと変わっていた。ムエタイは侮れないな、と思わせる場面であった。

(Photo&Text Hiroshi Soda 早田寛)

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