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【Krush】玖村将史、V2達成し「K-1王者しか相手がいない」横山朋哉は元王者・西京を撃破

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2020/09/26(土)UP

玖村の強烈なパンチがクリーンヒット

▼第3試合 第5代フェザー級王座決定トーナメント 一回戦
◯玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)
KO 3R 0分40秒 ※右ストレート
●秀樹(レンジャージム)

 江川優生が返上したベルトをかけて、8選手による[第5代Krushフェザー級(57.5kg)王座決定トーナメント]が開幕する。

 玖村は、元NJKFバンタム級王者。昨年の6月にK-1両国大会の『スーパーバンタム級世界最強決定トーナメント』に参戦し、優勝者の武居由樹とも拳を交えた。今回は1階級を上げての挑戦で、網膜剥離から1年ぶりの復帰戦となる。

 秀樹は昨年デビューしたばかりで、キャリアは4戦と少ないが、中村プロデューサーは「勢いのある試合を見せてくれている。かき回す存在になってほしい」という意味も込めて、抜擢した。

 1R、秀樹がサウスボー。玖村は強烈な右ミドルを多用していく。秀樹は、玖村のミドルを腕や腹で受けてしまう。秀樹の豪快な左フックが一発ヒットするが、玖村が蹴りの手数と圧力で圧倒する。

 2R、玖村が1R同様に、何度も右ミドルを蹴り込んでいき、秀樹の手数を止める。懐の深い玖村に、攻めあぐねる秀樹は、玖村のミドルに左ローを蹴り返すが、終盤に玖村の右ストレートを被弾し、遂にダウン。さらにパンチのラッシュで、スタンディングダウンを奪われてしまう。

 3R 、後がない秀樹は、左右の飛び込みフックで襲いかかるが、これを玖村はバックステップで捌く。玖村は右ミドルを放ち、秀樹の前進に右のカウンターのフックを合わせて、3度目のダウンを奪う。何とか立ち上がった秀樹に、玖村がパンチ連打から、右の飛びヒザ、更に右ストレートを浴びせると、秀樹がダウン。玖村の圧巻KO勝利となった。

 勝利した玖村は「1年前に網膜剥離で大きな怪我をして、リング上がるのが怖かったのですが、周りの仲間やトレーナーに支えられて(リングに)立つことができました。11月は、準決勝と決勝で倒してベルトを巻きたいと思います」と涙ながらに語り、メインイベントに出場する弟の将史に、エールを送った。


森坂(右)が右の蹴りを出す

▼第2試合 第5代フェザー級王座決定トーナメント 一回戦
森坂陸(エスジム)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
山浦力也(北斗会館浅科道場)

 森坂は変則的なリズムと蹴り技、バックブローなどの多彩な技で攻めるファイター。これまで、Krushで経験値を積み、今回のトーナメント出場権を得た。

 山浦は、Krushに出場している迅也の実弟。鋭いパンチとバランスの良い攻撃スタイルが武器だ。トーナメントには急きょ参戦することになったが、「人生懸けてやってきた」と気合十分だ。

このバックブローでダウンを奪う

 1R、森坂がテンポの速いステップで動きながら、右のローを放つと、山浦は左ミドルを蹴り返す。森坂の左のジャブが山浦の顔面を捉らえるが、山浦は下がらずに左右のボディフックを繰り出していく。

 2R、テンポよく動く森坂に、しっかりガードを固めた山浦が、右ローを走らせ、左フックをヒット。森坂は、左右のミドルを多用しながら、バックブロー、ハイキックなどの大技も織り交ぜ、終盤には左ボディフックをめり込ませる。

 3R 、山浦は、ガードを固めて前進し左右のフックを見舞っていく。近距離でコンパクトにパンチをまとめていく山浦に、森坂は近距離での攻防にならないよう、右のバックスピンキック、左ミドルを蹴り込む。両者とも大きな差は見られない中、終了直前に森坂が左のバックブローをタイミング良くヒットさせてダウンを奪う。このダウンで、ポイントを取った森坂が判定で勝利した。

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