【クインテット】所チームが優勝、最強柔術軍団『CARPE DIEM』の4連覇阻む
ラバーランド
『QUINTET FIGHT NIGHT5 in TOKYO』
2020年10月27日 (火)東京・後楽園ホール
桜庭和志がプロデュースするプログラップリング(組み技)イベント『クインテット』初の後楽園ホール大会が27日に開催された。
『クインテット』は5人で1チームを結成し、グラップリングルール(打撃無し、組み技のみ)による勝ち抜き戦で勝敗を争う大会。今回は国内の強豪がそれぞれチームを結成し、4チームによりトーナメントが争われた。
1回戦となる準決勝第1試合ではこれまで3度の優勝を果たした『TEAM CARPE DIEM』と小見川道大率いる『TEAM WOLF』が対戦。しかし実力伯仲の両チームは先鋒戦から大将戦まで全試合引き分けで進んで終了。指導の数も両チーム同数であったことから大将戦の橋本知之vs森戸新士戦の旗判定で勝敗を決することとなり、軽量ながらスピードで上回り三角腕十字で一本を迫った橋本が勝利。4度目の優勝を目指す『CARPE DIEM』を決勝へ導いた。
準決勝第2試合は所英男率いる『TEAM TOKORO Plus α2nd』と宇野薫がキャプテンとなる『TEAM ONEHUNDRED』の対戦。先鋒・次鋒戦はともに引き分けとなったが、中堅戦で『TOKORO Plus α2nd』の中村大介が伊藤健一に腕十字で一本勝ち。この一勝がものを言い、最後は副将・所と大将・宇野の対戦となったが時間切れ引き分けとなり、『TOKORO Plus α2nd』が『CARPE DIEM』の待つ決勝へ上がった。
決勝では1回戦で温存された『TOKORO Plus α2nd』の金原正徳が岩崎正寛とドロー。続いて次鋒戦となるが、ここで小谷直之が世羅智茂に三角絞めで一本勝ち。『TOKORO Plus α2nd』が1人分リードとなる。
連闘となった小谷は続いて中堅・白木大輔と時間切れドロー。副将・竹浦正起vs中堅・中村大介の一戦も決着つかずで引き分けとなり、『CARPE DIEM』は大将・橋本知之が出陣となる。
対する『TOKORO Plus α2nd』は副将の今成正和が迎え撃ち、橋本のバックからの極めをしのぎ切って試合終了。大将の所を残した『TOKORO Plus α2nd』が勝利し、『CARPE DIEM』の連覇を阻んで優勝を遂げた。
閉会式でマイクを取った桜庭和志プロデューサーは「約1年ぶりのクインテット、寝技だけでもこれだけ面白くなるので、また楽しんでもらえばと思います。カルペチーム強かったんですけど、最後負けてしまったんで、また参加して強いカルペチームを見せてもらいたいので、またお願いします。所チーム、俺がいないところでなぜ優勝する(笑)」と挨拶。そして恒例となっているアカペラでのファンファーレを歌い上げ、優勝メダルを『TOKORO Plus α2nd』の5人に贈呈した。
▶次ページは、桜庭和志vs杉浦貴、ハイサム・リダvsイゴール“ファットニンジャ”タナベ
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