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【UFC】テイシェイラ裸絞め一本で5連勝、ライトヘビー級王座挑戦をアピール(動画あり)

MMA歴21年のアルロフスキー、新鋭ボーザーに判定勝ち
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2020/11/08(日)UP

強烈なパンチを放つアルロフスキー(getty/Zuffa LLC/UFC)

▼ヘビー級
〇アンドレイ・アルロフスキー(ベラルーシ)
判定3-0 ※三者とも29-28
●タナー・ボーザー(カナダ)

 アルロフスキー(41=ベラルーシ)はMMA歴21年になるベテラン選手で元ヘビー級王者。強打を持ち味にし、空手出身のタナー(29=カナダ)と対戦する。

キックを当てるアルロフスキー(getty/Zuffa LLC/UFC)

 1R、ローを放って様子見するボーザー。アルロフスキーはあまり出ずカウンターを狙う雰囲気を醸し出す。ボーザーもこれを察知し警戒して無闇に入らない。しかしラスト数秒前、アルロフスキーが右クロスを打ち込んでラウンドを終える。

 2R、攻撃を当てんと両者の距離が1Rより近くなる。だがどちらも強打を警戒して踏み込まない。ボーザーの左フックにアルロフスキーは右ストレートを合わせるが、これはブロックされる。ローとフックで散らすボーザーに対し、アルロフスキーは右ストレートのカウンター狙い。ボーザーは左スイングフックを放つがクリーンヒットを得られない。

 3R、ボーザーは飛び込みながらの右ストレート、サウスポーにスイッチしての左ローキックと手数を増す。しかしアルロフスキーも圧力を増して前に出ると右ストレートでボーザーのアゴをとらえる。左右に構えを変えつつストレートを繰り出していくボーザーだが、アルロフスキーは依然そこへカウンターの右ストレート狙い。アルロフスキーは手数こそ少ないが、ジャブで追っての右ストレートなど時おりヒットを上げる。

 判定は3者29-28でアルロフスキー。2年7ヵ月ぶりの連勝となった。

▶︎次ページは、クラウディア・ガデーリャvsヤン・シャオナン

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