【ベラトール】王者ピットブルの首を狙うエマニュエル・サンチェス、“50戦以上の歴戦猛者”ウェイチェルに完勝
Bellator MMA
『BELLATOR 252』
2020年11月13日(金・日本時間)
アメリカ・コネチカット州 アンカスビル・モヒガンサンアリーナ
▼メインカード第1試合 フェザー級ワールドGP準々決勝 5分5R
●ダニエル・ウェイチェル(ドイツ)
判定0-3 ※46-48, 46-49, 45-49
○エマニュエル・サンチェス(米国)
※サンチェスが準決勝進出
ダニエル・ウェイチェル(35=ドイツ)はプロ50戦以上を戦い抜いた歴戦の猛者。2018年はパトリシオ・ピットブル・フレイレ、ゴイチ・ヤマウチら強豪勢に連敗したが、昨年9月のフェザー級WGP1回戦でサウル・ロジャースに判定勝利を収めた。戦績は40勝11敗。
対するエマニュエル・サンチェス(30=米国)はベラトールを代表するフェザー級屈指のファイター。2018年に現王者パトリシオ・ピットブル・フレイレとのタイトルマッチに挑戦し判定負け。王座を逃したものの、以降は2連勝と波に乗っている。戦績は19勝4敗。
1R、序盤から激しい戦いを見せる両者。サンチェスが飛びヒザを出すとウェイチェルがその蹴り足を掴みテイクダウン成功。その後スタンドの展開が続き、ウェイチェルは左右のフックを当て、サンチェスが左ミドルをヒット。両者打ち合いの中、ウェイチェルの左ジャブがカウンターで入り、サンチェスがぐらつく場面が見られる。
2R、このラウンドも激戦。サンチェスが左ボディーを決め、怒涛のラッシュ。ボディショット連打で倒れるウェイチェルにサンチェスがトップポジションとバックの両方で殴り続ける。その後もサンチェスの“ボディー狙い”の猛攻は止まらず、ラウンド終了。
3R、ハイキック、ローと上下に蹴り分け、時折右ストレートで放つサンチェス。一方のウェイチェルはダメージの大きさが明らか。サンチェスの放つローキックがウェイチェルを苦しめる。
4R、打撃で圧倒され組みで勝負と考えたか組み付くウェイチェル。しかし、サンチェスは冷静にウェイチェルの打撃と組みの仕掛けを凌ぎ、ヒザ、ミドル、ハイを当てていく。
5R、引き続き組みの展開で挑むウェイチェル。一方のサンチェスは付き合わず、徹底的に打撃でウェイチェルにダメージを与えていく。ここのラウンドでも良いタイミングで右ロー、右フック、ヒザがウェイチェルに突き刺さる。
圧倒的な手数と試合の主導権を取り続けたサンチェスが判定3ー0で完勝。この後の試合で、パトリシオ・ピットブル・フレイレがペドロ・カルバーリョに勝利したため、サンチェスは次のワールドGP準決勝でパトリシオ・ピットブルと対戦。この試合は同時にタイトルマッチとなる。
▶︎次ページは、サンチェスがウェイチェルを打撃で追い込む2Rの攻防映像
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