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【BOM】石井一成がダウン奪う完勝でWPMF世界王座獲得、梅野源治が大流血、タイの毒針エルボーに敗れる=第2部

2020/12/07(月)UP

パンチを振るう大崎

▼第2試合 BOM バンタム級(53.52kg) 3分5R(延長なし・肘あり)
○大崎孔稀(大石ジム)
判定2-1 ※50-48、48-49、49-48
●サンチャイ・TEPPEN GYM(TEPPEN GYM)

 大崎は名古屋が誇る大崎兄弟の弟。強烈なパンチと緻密なテクニックを併せ持ち、WMCスーパーフライ級、J-NETWORKスーパーフライ級と2本のベルトを手にしている。

 対するサンチャイは元ラジャダムナンスタジアム認定ミニマム級王者の肩書きを持つ強豪。現在はTEPPEN GYMで指導にあたる傍ら日本国内の試合に出場。昨年4月にはREBELS-RED王者の老沼隆斗と対戦し、2-0の判定で敗れている。

 1R、大崎がプレッシャーをかけ、どっしり構えるサンチャイへ右ロー、左ボディから右ストレートと多彩な攻撃をヒットさせる。2Rもロープを背負うサンチャイを右のローとミドル、ガードをすり抜けるアッパーで大崎が攻め立てる。

組みの展開でサンチャイ(左)がペースを握る場面も

 3Rからは組みの展開が増えるが、体格に勝る大崎をサンチャイが上手くさばく互角の展開。サンチャイは組みからの崩し、前蹴りで大崎のペースを乱しにかかる。5Rはサンチャイが元王者の本領発揮か、首相撲から大崎を振り回してこかし。大崎の攻撃に合わせて組み付き、首をロックし投げ飛ばす。組みの展開でサンチャイがペースを握るが、決定的なシーンなく試合終了のゴングを迎えた。

 読み上げられたジャッジペーパーは、1人目が大崎、2人目がサンチャイ。3人目は大崎を支持し、スプリット判定で大崎が勝利を勝ち取った。ジャッジの判断が分かれる厳しい試合だったが、大崎が勝負強さを見せ僅差判定を制した。


ローキックを被弾し内ももを赤く染めながらも、向かっていく川原(左)

▼第1試合 WMC 日本 ライト級 王者決定戦(61.23kg) 3分5R(延長なし・肘あり)
○川原龍弥(北流会君津ジム)
判定3-0 ※50-48×2、49-48
●加藤雅也(TSK JAPAN)
※川原が新王者に

右ミドルを当てる川原

 雅駿介の返上により空位となっているWMCライト級王座の決定戦。両者の対戦は2018年J-NETWORKライト級新人王トーナメント決勝戦以来であり、前回は川原が3Rにヒザ蹴りでKO勝利を収めている。

 1R、サウスポーの加藤がフットワークを使い前後に出入りし、ローの打ち終わりにポジションを変えすぐにロー。細かく左インローを刻み、2Rには川原の左内ももを赤く染める。川原は加藤の多彩な攻撃に右ミドルで応戦。ロープ際では飛びヒザ蹴りと、大技で勢いをたぐり寄せる。

 4Rに入ると川原が右ミドルの頻度を上げ、加藤が後退。加藤の多彩なコンビネーションも、川原の右ミドルで寸断される。パンチのヒットは加藤が勝るものの、川原は徹底した右ミドル攻勢。互角の打ち合いのまま試合終了のゴングを迎えた。

 一進一退の攻防の判定は、ミドルキックを高く評価された川原に軍配。加藤に返り討ちを果たし、WMC王座のベルトを腰に巻いた。

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