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【UFC】欧州女性ストライカー・キアンザドが3連勝、打撃戦で柔術黒帯・ユーバンクスを一蹴

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2020/12/20(日)UP

パンチをクリーンヒットさせるキアンザド(左)(By courtesy of Zuffa LLC / Getty Images)

WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス17』
2020年12月20日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス/UFC APEX

▼女子バンタム級 5分3R
●シジャラ・ユーバンクス(米国/ランク13位)
判定0-3 ※28-29×3
○パニー・キアンザド(スウェーデン/ランク14位)

前日の公開計量、フェイスオフ 、ユーバンクス(左)とキアンザド(右)(By courtesy of Zuffa LLC / Getty Images)

 パニー・キアンザド(29=スウェーデン)はボクシング技術の高い欧州ストライカー。2019年7月にUFC本大会に参戦。初戦は落としたものの、19年11月にジェシカ・ローズ・クラーク(オーストラリア)に勝利。今年7月にベチ・コヘイア(ブラジル)を破り、2連勝と波に乗っている。MMA戦績は14勝5敗。

 対するシジャラ・ユーバンクス(35=米国)は世界トップクラスの柔術黒帯で、2020年はこれでオクタゴン4戦目。今年5月にサラ・モラエス(カナダ)、9月27日にジュリア・アビラ(米国)と連勝し、2週間後に行われたUFC253でケトレン・ビエイラ(ブラジル)に判定負けした。MMA戦績は7勝5敗。

テイクダウンを仕掛けるユーバンクス(左)(By courtesy of Zuffa LLC / Getty Images)

 1R、両者ともにオースドックス。早いジャブを繰り出すキアンザド。パンチのタイミングに合わせて、ユーバングスがダブルレッグでテイクダウン。
 ハーフからパウンドを落とすユーバンクス。キアンザドがハイガードからアームバーを狙う。トップキープのユーバンクスが、ヒジやパウンドを落としていく。終盤、ユーバンクスがバックポジション。

 2R、ワンツー、ヒザを当てるキアンザド。組みついて倒しにいこうとするユーバンクスだが、キアンザドが首相撲からヒザ連打で応戦。ユーバンクスがボディロックでテイクダウン成功。キアンザドは下からすぐにアームバーを狙う。残り40秒、キアンザドの鋭いジャブがヒット。

 3R、ジャブを当てるキアンザド。首相撲の展開でヒザやショートフックを当てていく。左右からアッパーを当てるキアンザド。右のオーバーハンドで応戦するユーバンクス。
 キアンザドのコンパクトなワンツーが続き、削られるユーバンクス。スタンド打撃ではキアンザドが有利か、キアンザドのパンチ蹴りが、次々と当たる。判定3-0で、ランキング下のキアンザドが勝利し、連勝記録を3に伸ばした。

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