【UFC】朝倉海が対戦望む元王者ジョゼ・アルドが復活V、破壊力ある打撃でヴェラを圧倒
WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス17』
2020年12月20日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス/UFC APEX
▼バンタム級 5分3R
○ジョゼ・アルド(ブラジル/ランク7位)
判定3-0 ※29-28×3
●マルロン・ヴェラ(エクアドル/ランク15位)
ジョゼ・アルド(34=ブラジル)は元UFCフェザー級王者で現バンタム級7位の実力者。ブラジル出身選手特有のアグレッシブなファイトスタイルと破壊力ある打撃を武器に、絶対王者として10年間無敗を誇った。
現在、3連敗からの復活の道を模索しているものの、戦績は28勝7敗で、勝ち星のうち17試合はKO/TKO勝ちの世界屈指のストライカー。
今回、5ヶ月前の王座決定戦でピョートル・ヤン(ロシア)にTKO負けして以来の復帰戦となる。
アルドについて、RIZINバンタム級王者・朝倉海は、先日の公開練習で「(大晦日『RIZIN.26』で)日本人の中で一番強いと思っている堀口選手に勝てば、次は海外に挑戦だと思う。UFCのチャンピオンとか、ランキングに入っているジョゼ・アルドとかコーディ・ガーブランドとかストライカーとやってみたい」と、対戦したい選手の1人として名前を挙げている。
対するマルロン・ヴェラ(28=エクアドル)は20年8月の前戦でショーン・オマリー(米国)に1R TKO勝利。過去7戦で6勝1敗と波に乗っている。MMA戦績16勝6敗1分。
1R、アルドはオーソドックス、ヴェラはサウスポー。ヴェラがアルドの前足に強烈なローを連打。ヴェラがアルドをケージに押し込み、打撃をコツコツと当てる。アルドが右ストレートから左ボディ。
アルドが右ボディストレートを放つと、効いたのか、ヴェラがサークリングで距離を取る。アルドのボディストレートが再び決まり、苦悶の表情のヴェラ。
2R、サイドキックのヴェラ。アルドの破壊力ある左右のボディショット。ヴェラは体を丸めながら後ろに下がる。アルドの大振りな左フック、ガードするも吹き飛ばされるヴェラ。ヴェラのカーフキックで体が流れるアルド。
アルドが大振りなアッパーカットをガードの上から叩き込み、左右のボディショット。ヴェラがアルドをケージに押し込み、倒そうとするが失敗。ヴェラが組付くが、アルドが主導権を持つ流れは変わらず。
3R、開始早々、パンチ交差の両者。組みついたアルドがスタンドでバックを取る。アルドがバックをとった状態のままグラウンドへ。4の字ロックからパンチを落とし、首を取りにいくアルド。ヴェラは後方へパンチを出すが、アルドのコントロールから抜け出せず。
完璧な試合運びをみせたアルドが判定3-0で勝利し連敗を3でストップ。これまで波に乗っていたヴェラを、破壊力ある打撃と、老獪なグラウンドワークで圧倒した。
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