【レベルス】小笠原瑛作が3度ダウン奪い新年に快勝、兄・裕典はダウン喫し手痛い判定負け
▼セミファイナル 第2試合 57.0kg契約 3分3R・延長1R BLACKルール
●小笠原裕典(28=クロスポイント吉祥寺/WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王者)
判定0-3 ※27-29、28-29、28-29
○大脇 武(21=GET OVER/DBSフェザー級王者/RKAフェザー級王者)
小笠原兄弟の兄・裕典はWBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級など数々のタイトルを手にした実力者。18年にはキックボクサーとして日本人初のONE Championshipとの契約を果たす。21年にはヒジ有りの[REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント]において、弟・瑛作との決勝戦を予定していたが、178cmの身長で55.5kgを維持するのが困難であること、ヒジ有りルールにおける苦戦が続いたことなどを理由に、階級アップとヒジ無しへの転向を発表。今回がフェザー級のヒジなし第一戦となる。
対する大脇はDBSフェザー級、RKAフェザー級の二冠王。15戦11勝(6KO)4敗の好成績をもち、フェザー級の先輩として小笠原を迎え撃つ。
1R、小笠原が長いリーチの左ジャブ、右ローで距離を取る。サウスポーの大脇は左ミドルから変則的な空手の蹴りで応戦。右のブラジリアンハイキックが小笠原の頭部をかすめる。
2R、小笠原が右三日月蹴りから右ストレートをヒットさせ、大脇がヒザを着くがノーダウン。大脇はローで反撃も笠原は打ち下ろし気味の右ストレートをヒットさせ、大脇にペースを渡さない。
3R、プレッシャーを強める小笠原に、大脇は右ローで応戦。その右ローに合わせた小笠原の右フックで大脇が押し戻される。しかし小笠原の入り際に大脇がカウンターの左ボディブローを合わせると、これが効いたかコーナーへずるずると後退する小笠原。大脇はそのままコーナーに追い込み、大脇がヒザ、ボディブローを連打。動きを止めた小笠原を見たレフェリーはスタンディングダウンを宣告する。
再開後にも大脇の左ボディで明らかに効いた様子を見せる小笠原。大脇は青コーナーに追い詰め、体を押し付けながらヒザ連打。苦痛の表情を見せる小笠原がなんとかダウンを拒否するまま試合終了のゴングを迎えた。
ジャッジは3者とも大脇の勝利を支持。最後まで粘り強い戦いぶりで、小笠原のフェザー級進出第1戦に黒星をつける大金星を勝ち取った。
▶次ぺージは炎出丸vs横野洋、北川柚vs寺西美緒
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