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【レベルス】小笠原瑛作が3度ダウン奪い新年に快勝、兄・裕典はダウン喫し手痛い判定負け

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2021/01/11(月)UP

初参戦の横野(右)が上手さを見せベテラン・炎出丸を撃破

▼第1試合 55.5kg契約 3分3R・延長1R REDルール
●炎出丸(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKスーパーバンタム級王者)
TKO 3R 1分25秒 ※右ヒジ→ドクターストップ
○横野 洋(キックボクシングジム3K/前DEEP☆KICK 57.5kg王者)

 炎出丸は2005年にプロデビューし、約70戦の豊富なキャリアを持つベテラン。ムエタイベースの蹴り技、首相撲を主体とする選手で元J-NETWORKスーパーバンタム級王者の肩書を持つ。前戦は昨年10月の新宿FACE大会において、大川一貴を2-0の判定で破っている。

 対する横野はK-1 JAPAN GROUPで活躍する近藤三兄弟が設立した「キックボクシングジム3K」に所属する前DEEP☆KICK 57.5kg王者。初参戦のレベルスで炎出丸相手にビッグインパクトを狙う。

炎出丸は右ミドルのフェイントから右ストレートなどベテランの技を見せるも一歩及ばず

 1Rからアグレッシブに前進する炎出丸に対し、ゆったりと右ジャブを突きながら様子を見る横野。炎出丸の入り際にタイミングのいい左ストレートをヒットさせていく。炎出丸は右ストレートを上下に散らしつつ、右ミドルで前進。リーチに勝る横野にプレッシャーをかけるが、横野はジャブ、前蹴りを巧みに使い距離を詰めさせない。

 3R、炎出丸の入り際にヒザを合わせる横野は、ワンツーで後退した炎出丸を縦ヒジで追撃。右まゆ上のカットに成功する。この傷が深く、長いドクターチェックの後に試合ストップ。横野が初参戦でベテラン炎出丸撃破に成功した。


パワフルな女子マッチは北川がデビュー2連勝を飾った

▼オープニングファイト 女子57.5kg契約 2分3R BLACKルール
○北川 柚(NJKF/京都野口GYM)
判定3-0 ※30-28、30-27、29-27
●寺西美緒(GET OVER)
※転倒後の踏み付けにより寺西が減点1

 北川は昨年12月にプロデビュー。タフでアグレッシブなファイトスタイルを武器に、デビュー戦を勝利で飾っている。
 対する寺西はアマチュアで10戦7勝の好成績をマーク。今回がデビュー戦となる。

 左右パンチで前進する寺西に、北川が強烈な左右ミドルで応戦。北川は組んでヒザ、離れて右ローでペースをつかみ、2Rには寺西が鼻から出血。最終ラウンドもスタミナで押し切った北川が完勝した。

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