【UFC】“ヘビー級の超新星”ガーヌがランク4位の元RIZIN戦士に完勝、MMA8戦無敗に
WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス20』
2021年2月28日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス/UFC APEX
▼ヘビー級マッチ 5分5R
●ジャルジーニョ・ホーゼンストライク(32=スリナム)
判定0-3 ※三者ともに45-50
○シリル・ガーヌ(30=フランス)
同級ランキング4位のジャルジーニョ・ホーゼンストライク(32=スリナム)はプロキック85戦76勝(64KO)の豪腕ストライカー。12年に総合格闘技(MMA)に転向し、18年にRIZINでアンドレイ・コヴァレフに勝利。19年にUFCデビューし、アンドレイ・アルロフスキー、アリスター・オーフレイムら強豪勢にKO勝利。
昨年5月にフランシス・ガヌーにKOで敗れ、自身初の黒星を喫するも、前戦となる同年8月にジュニオール・ドス・サントスをTKOで下し再起を果たした。MMA戦績は11勝1敗。
対する、同ランク7位のシリル・ガーヌ(30=フランス)は19年にUFCデビューし、現在MMA7戦全勝。前戦となる昨年12月にドス・サントスをTKOで下した。7勝利中6試合でフィニッシュ(3KO/3一本)ており、今回の試合もフィニッシュ決着が期待される。
1R、ガーヌがサウスポー、ホーゼンストライクがオーソドックスの構え。リラックスした状態で軽いステップのガーヌ。スイッチを繰り返す。長身のガーヌはリーチ差を活かしジャブ、インローを度々ヒットさせる。
ガーヌは右のストレートをヒットさせると組みつきホーゼンストライクをケージに押し込む。ガーヌがシングルレッグからテイクダウン成功。このラウンドはガーヌが主導権を握る。
2R、序盤から次々とジャブをローをヒットさせるガーヌ。ガーヌの距離にホーゼンストライクが内に入っていけない。徐々にプレッシャーをかけるホーゼンストライクだが、距離を詰めるとガーヌが組みつき、ケージに押しこまれる。ケージ側でのガーヌの投げに堪えたホーゼンストライクだが、試合のペースは完全にガーヌ。
3R、ガーヌがジャブ、ロー、右のオーバーハンドでダメージを与え続ける。ホーゼンストライクは待ちのカウンター狙いの体勢で、なかなか自分から試合を作れない。
4R、序盤、同じ展開。終始守りのホーゼンストライクに疲労の色が。ガーヌが完全に中央をとり、ホーゼンストライクがケージを背にする場面が多くみられ始める。ガーヌがジャブから右ストレートをヒット。終盤、試合を完全にコントロールしたガーヌから笑みが溢れる場面が。
5R、ジャブ、ボディとパンチを散らし、ホーゼンストライクの手が出たところをカウンターで合わせるような素振りを見せるガーヌ。ガーヌが試合残り1分、バックポジションを奪い、投げてテイクダウン。フィニッシュとはならなかったが、大きく印象付けた。
ガーヌが判定3-0(50-45)のフルマークの完勝。プロデビュー以来の無敗記録も8戦全勝とした。
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