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【シュートボクシング】海人がモハン・ドラゴンからダウン奪い判定勝利、笠原友希は宮崎就斗との王者対決を制する

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2021/04/10(土)UP

笠原が宮崎との王者対決を制する

▼セミファイナル(第6試合) 58kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
○笠原友希(シーザージム/SB日本フェザー級王者)
判定3-0 ※29-27、30-28、30-28
●宮崎就斗(TARGET/RISEフェザー級5位、DEEP☆KICK 57.5kg王者)

笠原はバリエーション豊富な攻撃で宮崎を攻める

 笠原は長身を生かした鋭い打撃を武器に、兄・弘希とともにSBで活躍。昨年7月のRISEでは那須川天心に挑戦しKO負けを喫したが、その攻めの姿勢は那須川本人からも評価されている。昨年11月にはTKO勝利でフェザー級王座を戴冠。今年2月には栗秋祥梧から裏投げでシュートポイントを奪い、判定勝利を収めている。

 対する宮崎は必殺のローキックを武器に長らくRISEフェザー級のランカーで活躍。シュートボクシングには3度参戦しており、伏見和之や内藤大樹といったSB勢と激闘を繰り広げてきた。昨年DEEP☆KICK-57.5kgトーナメントを勝ち上がり、DEEP☆KICK-57.5kg暫定王者の座を獲得。今年1月にドロー防衛で正規王者に輝いている。 

宮崎も豊富な手数でクリーンヒットを奪う

 1R、両者サウスポー。宮崎が右ジャブから右ロー、笠原が左ローを返す。笠原が飛び込みながら右フックを顔面、ボディに散らすと、宮崎は懐に呼び込んで右フックでカウンター。笠原は宮崎の右ローに合わせて左フックを大きくヒットする。オープンジャッジはジャッジは1者が10-9で笠原。

 2R、笠原の右フックに宮崎が左ストレートを合わせる。笠原が小さく左に回りながら右ジャブ、右フック。宮崎の右フックに合わせて左ストレートをカウンターで合わせる。宮崎がロープを背負ったところで笠原が左フックを直撃。ガードを固める宮崎に連打を芦辺、ダウンを奪取する。オープンジャッジは3者とも10-8で笠原。

王者対決はダウンを奪った笠原が勝利

 3R、前進する宮崎に合わせて笠原が右ジャブでストッピング。宮崎の右フックに笠原が左ストレートをカウンターでヒットさせる。プレッシャーを強める宮崎は笠原を青コーナーに押し込めると左ストレートを浅くヒット。笠原は右ハイキックを見せると、宮崎の頬をかすめる。宮崎が前進し笠原が迎え撃つ図式のまま試合終了のゴング。ダウンを奪取した笠原がジャッジ3者の支持を集め王者対決を制した。

▶次ページは坂本優起のヘビー級第2戦

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