【新日本キック】勝次が伊原代表の“古希”に贈るTKO勝利、重森陽太が難敵・健太に完勝
▼第7試合 ダブルメインイベント70kg契約 3分3R
○リカルド・ブラボ(伊原道場アルゼンチン支部/日本ウェルター級チャンピオン)
TKO 1R2分43秒 ※ドクターストップ
●杉原新也(ワイルドシーサー前橋/TENKAICHIウェルター級3位)
リカルドはアルゼンチンから日本へキックボクシング留学している選手で、7戦7勝(5KO)と無敗のまま2018年5月に日本ウェルター級王座に就いた。長いリーチから生み出される鋭いストレートを武器にKOを量産。昨年9月に引き分けた津崎善郎を今年2月の再戦で判定撃破。4月にはイエティ達朗に左右フック連打を浴びせ1R KOで撃破した。今年3戦目となる今回はTENKAICHIから送り込まれる強豪・杉原を下し3連勝を狙う。
1R、左ジャブから左ボディ、左フックから右ストレートでプレッシャーをかけるリカルド。杉原もよく手を出すが、リカルドの左縦ヒジがヒットし杉原の眉間から流血しドクターチェックが入る。
再開後、リカルドが左右フックの連打で杉原をロープに詰めると、杉原がロープを背に崩れ落ちるようにダウン。立ち上がるも再び流血が激しくなった杉原が再びドクターチェックを受けると、ドクターが首を横に振り試合終了。リカルドが圧倒的な攻撃力でTKO勝利を収めた。
▼第6試合 セミファイナル62.5kg契約 3分3R
○髙橋亨汰(伊原道場本部/日本ライト級チャンピオン)
TKO 2R1分47秒 ※レフェリーストップ
●リュウイチ(FREE/TENKAICHIスーパーライト級王者)
高橋は極真会館2019年全世界大会4位・高橋佑汰の弟で、蹴り技を得意とし11戦無敗の記録も立てた。昨年10月の健太戦では、劣勢の中、起死回生の右フックでダウンを奪い逆転勝利を収めている。
対するリュウイチは昨年3月に剣夜を下しTENKAICHIスーパーライト級のタイトルを奪取。今年4月には重森陽太に判定負けを喫するも、持ち前のタフさで最後まで重森に食らいつく姿勢を見せた。
1R、両者サウスポー。髙橋が速い右ロー、右ミドルから左のカーフキック。リュウイチは早くもバランスを崩し出す。リュウイチは踏み込んだ大きな左フックを振るも、髙橋はしっかりガードし右ミドルを返す。
2R、リュウイチが左ローから左フックと手数を増やすも、髙橋の左カーフで勢いを止められる。髙橋が左前蹴りでリュウイチをロープに吹き飛ばし、ロープを背負ったリュウイチに左ヒジを叩きつけるとリュウイチがダウン。立ち上がったリュウイチをコーナーに詰め髙橋が連打を浴びるとリュウイチはガードを固め打たれるままに。手がでないリュウイチを見たレフェリーが試合をストップ。4月に重森が倒せなかったリュウイチを髙橋が見事TKO勝利で下した。
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