【新日本キック】勝次が5大会連続メインイベンターとして前TENKAICHI王者と激突、重森がベテラン健太を迎え撃つ
6月6日(日)東京・後楽園ホールにてキックボクシングイベント『MAGNUM 54』が開催される。
同大会のスペシャルメインイベントに新日本キックのエース・勝次(藤本ジム)が登場、5大会連続メインイベンターとして、前TENKAICHIスーパーライト級王者・剣夜(SHINE沖縄)を迎え撃つ。
勝次は2015年に新日本キックライト級、2019年にWKBA世界スーパーライト級の王座を獲得した押しも押されぬ新日本キックのエース。KNOCK OUTでもその強さを見せつけたが、2020年はまさかの3連敗。仕切り直しを懸けた今年4月の2021年初戦では小磯哲史から4度のダウンを奪い快勝。約1年半ぶりの勝利で復活の狼煙を上げた。
対するは前TENKAICHIスーパーライト級王者の肩書きを持つ強豪。勝次は前戦に続く団体王者クラスとの対戦に勝利できるか。
ダブルメインイベントではWKBA世界ライト級王者・重森陽太(伊原道場稲城支部)が試練の一戦へ。国内屈指の技巧派・健太(E.S.G)を迎え撃つ。
重森は”神撃キッカー”の異名を持ち、181cmの長身から繰り出す多彩な蹴り技を武器に、22歳にして新日本キックボクシングで2階級制覇を達成。2019年7月にはWKBA世界ライト級王座を戴冠した。今年2月の『REBELS~FINAL』での潘隆成戦は延長までもつれ込む接戦を制し判定勝利。4月にはTENKAICHI王者・リュウイチを判定で撃破した。7月にはKNOCK OUT-REDライト級王者スアレック・ルークカムイへの挑戦が決定済み。難敵・健太を下し、KNOCK OUT王座奪取へ弾みをつけたい。
対する健太は長くNJKFをけん引してきた大ベテランで、90戦近いキャリアを誇る。コンスタントに試合をこなすことから「月イチ健太」の異名を持つが、2020年は波に乗れずONEでのセンマニー戦を含め3連敗と勝ち星無しと大苦戦。しかし今年2月に髙橋一眞を判定で下して再起を果たし、4月にはBOMのトーナメントで晃希を3度倒すTKOで快勝を収めた。
もう一つのダブルメインイベントには日本ウェルター級チャンピオンのリカルド・ブラボ(伊原道場アルゼンチン支部)が出陣。TENKAICHIランカー・杉原新也(ワイルドシーサー前橋)と激突する。
リカルドはアルゼンチンから日本へキックボクシング留学している選手で、7戦7勝(5KO)と無敗のまま2018年5月に日本ウェルター級王座に就いた。長いリーチから生み出される鋭いストレートを武器にKOを量産。昨年9月に引き分けた津崎善郎を今年2月の再戦で判定撃破。4月にはイエティ達朗に左右フック連打を浴びせ1R KOで撃破した。今年3戦目となる今回はTENKAICHIから送り込まれる強豪・杉原を下し3連勝を狙う。
その他ライト級王者・髙橋亨汰(伊原道場本部)vsリュウイチ(フリー)など、ジュニア1試合を含む全10試合が決定した。
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