【DEEP】フライ級王者・藤田大和が初V、大原樹里はZST王者・小金翔に競り勝つ
DEEP事務局
『skyticket Presents DEEP 103 IMPACT ~20th Anniversary~』
2021年9月23日(木・祝)東京・後楽園ホール
▼メインイベント DEEPフライ級タイトルマッチ5分3R
〇藤田大和(リバーサルジム新宿Me,We/王者)
判定3-2 ※29-28×3 28-29×2
●伊藤裕樹(ネックスイチムエ/挑戦者)
※藤田が暫定王座初防衛に成功
メインイベントのDEEPフライ級タイトルマッチ。藤田はボクシングでアマチュア5冠を達成しMMAに転向。プロデビュー戦となった17年のRIZINで那須川天心と対戦し判定負け(MMAルール)、同年キックルールで再び那須川と対戦しKO負けを喫したが、その後はDEEPでキャリアを積んできた。今年2月には渋谷カズキをTKOで破りフライ級暫定王座を獲得、続く6月大会では山本聖悟をTKO。現在5連勝かつ3連続TKO勝利と絶好調の中、初の防衛戦を迎える。
対する伊藤はアウトサイダー55kg初代王者。19年5月のDEEP初参戦時には僅か15秒でTKO勝利し話題になった。今年3月のRIZINでも1R33秒でTKO勝利。前戦は今年6月のDEEPで安谷屋智弘に一本勝ちしている。
両者は2019年9月に対戦しており、その時は伊藤が1Rバックチョークで一本勝ちしている。果たしてベルトのかかった再戦で勝利を収めるのはどちらか。
1R、サウスポーの伊藤にオーソドックスの藤田。ミドルキックの藤田に伊藤は左ストレートを合わせる。飛び込んでパンチに行く伊藤に藤田は左右のフックを返す。藤田はパンチから胴タックルでテイクダウンも伊藤はすぐ立つ。詰めてくる伊藤に対して藤田は距離を保ち、冷静に見てかわしていく。
2R、近い距離で互いにワンツーが交錯。伊藤は右を当てると、同じく右を振ってきた藤田にタックル。しかし藤田はケージに背を預けると立ち上がる。しっかりガードを固める藤田。伊藤のパンチを受けて返し、さらに伊藤が打ちに来たところをタックルでテイクダウン。しかし伊藤も立つ。スタンドになると藤田の左フックが当たる。
3R、左右のフックは藤田。伊藤は組み付いてテイクダウンを狙うが藤田は耐える。離れると伊藤が攻勢、ケージに押し込んでパンチでラッシュすると藤田はガード一辺倒に。何とか打ち返す藤田だが明らかに手数が減る。互いにスタミナを消費しふらつくが前に出るのは伊藤。パンチに加えタックルも混ぜて攻め続ける。最後は伊藤がテイクダウンからパウンドを落としたところで試合終了。
タイトルマッチは5人のジャッジによる判定、藤田、伊藤に二票ずつ入り、最後の一票は、藤田。激戦を制し、藤田がリベンジ&初防衛を果たした。
試合後マイクを持った藤田は「やっとリベンジできました。最後何度も諦めかけて、諦めず頑張りました。判定3-2でギリギリ勝てたんですけど、こんなんじゃまだまだトップって言えないんで、精進して頑張ります。フライ級のトップは藤田大和って言ってもらえるように頑張ります」とコメントした。
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