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【KNOCK OUT】技巧派・花岡竜がハイスピードバトルを制して新王座に就く、サンチャイが王者・白幡裕星を撃破

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2021/09/26(日)UP

花岡(右)が判定勝利でベルトを巻いた

株式会社 Def Fellow
『KNOCK OUT 2021 vol.4』
2021年9月25日(土)東京・後楽園ホール

▼メインイベント 第8試合 初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王座決定トーナメント・決勝/3分3R・延長1R
◯花岡 竜(橋本道場)
判定3-0 ※三者とも30-29
●濱田 巧(team AKATSUKI)
※花岡が新王座に就く。

 準決勝で空龍を判定で下した花岡と、心直を三日月蹴りでKOした濱田が決勝戦で激突することになった。

 花岡は橋本道場においても著しい成長を見せる有望株。前蹴りやバックスピンキックなど多彩な蹴り技などテクニックが持ち味だ。
 対する濱田は、一撃必殺のパンチや重いローキックが武器のファイター。打たれ強さもこれまでの試合で見せてきた。

 1R、花岡が左の前蹴り、左右ミドル、右フックのカウンターと手数を出す。ガードを固めた濱田は右フックを被せてヒット。右のカーフキックを濱田が蹴り込むと、花岡も右ローを返す。流れるように技を出し合う両者。

 2R、両者ともスピード感あふれる攻防を展開。花岡が右ミドル、バックスピンキックと蹴り技を放つと、濱田が右ローとバックブローを見舞う。両者のフックが交錯し、ロー、ミドルと蹴り技を出し合う。

 3R、花岡が左の前蹴り、右ローで先制すると、濱田は左の三日月蹴り。花岡がバックスピンキックを放つと、今度は濱田が右ストレートを打ち抜く。花岡も負けじと右フック、左ヒザ蹴りで対抗。花岡が右フックを良いタイミングでヒットさせて、濱田がバランスを崩して倒れたがダウンとはならず。

 濱田がバックブローを繰り出すと、花岡はワンツーで襲いかかる。終了のゴングに花岡は勝利をアピール。タイトルマッチにふさわしいハイスピードバトルに会場から拍手が贈られた。

 ベルトを巻いた花岡は「小学生の時から育ててくださった(橋本)師範ありがとうございました。(ファンに向かって)こんな時期なのに応援に来ていただいてありがとうございます。(ベルトを)取って終わりではないので、どんどん強い選手とやって勝っていきたいと思います」とコメントした。

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