【シュートボクシング】奥山貴大が阿部路人を破る、佐藤執斗はサンチャイ・TEPPENGYMに判定負け
▼第8試合 SB女子-58.0kg契約 エキスパートクラスルール 2分3R延長無制限R
〇村上悠佳(TEAM TEPPEN)
判定3-0 ※29-28、29-28、29-28
●神谷優良(KKC)※プロデビュー戦
サンチャイと同じくTEAM TEPPENに所属し、“破壊姫”の異名を持つ村上悠佳は、今年9月の『RISE GIRLS POWER.5』で浅井春香と対戦する予定だったが、浅井の欠場により、KINGレイナとエキシビションマッチを行なった。今回は、破壊姫の打撃が神谷優良に向けられる。
神谷は、フルコンタクト空手の統一団体であるJFKOを筆頭に、JKJOなど多くの大会で結果を残した空手家。弟の定と同時出場した今大会は、ダブル勝利を目指す。鋭い蹴りが、村上の野望を砕くか注目が集まる。
1R、村上は強烈なローキック、前蹴り。神谷はジャブ。村上はカウンターの右を当てる。神谷は、右ストレートを何発も当てて村上の動きが止まる。横蹴りから左フックをヒットさせる神谷。神谷のパンチは、兄と同じように強烈だ。
2R、村上は左のミドルキック。神谷は左のパンチを返す。村上は蹴りからパンチへつなげる。神谷は横蹴りダブル。村上の右フックが入り、神谷はダウン。立ち上がった神谷に、右のパンチを放つ村上。神谷は右のパンチを打ち返し、意地を見せた。
3R、神谷は横蹴りで入り、右のパンチ。村上はヒザ蹴りで応戦。村上はミドルキック、右のパンチをヒットさせる。神谷は横蹴りで入りながらの右フック。組みの攻防で、投げる神谷。村上は負けずにパンチを打つ。神谷もパンチを返す熱い攻防に。判定は3-0で村上。プロデビュー戦とは思えない神谷の動きに、拍手が巻き起こった。
▼第7試合 MAXFCルール 67.0kg契約 2分3R
〇井藤勇斗(NEXSPORTS)
KO 2R 0分41秒 ※右ストレート
●五十嵐大樹(名古屋JKF)
シュートボクシングと友好関係にある韓国のメジャー打撃格闘技大会『MAXFC』がコロナ禍の影響で韓国で興行が開催されない状況を受け、今大会はシュートボクシングとMAX FCのダブル興行として行われ、MAX FC公式戦が5試合組まれる。MAX FCルールはヒジ打ちなしのキックルールで、組んでからの2アタックが認められる。
MAX FCルール最後の試合は、前回のSB勝川大会で勝利を収めた井藤と五十嵐が対戦する。井藤は今年7月に磯村真言を右ストレートでKO、一方の五十嵐は同じく7月に木村篤を左フックでマットへ沈めており、豪腕同士の対決となる。
1R、両者ローキックの蹴り合い。五十嵐は、右フック、右ローキック。井藤は右フック。五十嵐はローキックでダメージを与え、さらに飛びヒザ蹴りで攻撃。井藤の左フックが、五十嵐をとらえる。井藤も負けずに、右ストレートを打ち返す。激しい攻防が続き、ラウンド終了。
2R、前へ出た井藤が、左ボディをヒット。五十嵐はローキックで反撃。するとローキックに合わせて、井藤の右ストレートがクリーンヒット。前のめりにダウンした五十嵐が、そのままKO負けとなった。
▶︎次ページは、森本大樹vs神谷定、菊地美乃里vs世莉JSK
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