【NJKF】山浦俊一がWBCムエタイ王座防衛、女子は2人の新王者誕生
▼ダブルセミファイナルⅡ S1レディース2021スーパーフライ級王座決定戦 2分5R
◯ルイ(クラミツムエタイジム/ミネルヴァ スーパーフライ級1位)
判定3-0 ※49-48、48-47×2
●KOKOZ(TRY HARD GYM)
※ルイが新王座に就く。
ルイは恵まれた身体能力を武器に快進撃を続け、21年3月までは戦績は5戦5勝(3KO)の戦績であった。しかし、今年3月にKAEDEと対戦して初黒星を喫した。その後は6月、9月に2連勝をマークしている。ミネルヴァ スーパーフライ級1位のランカーだ。
対するKOKOZは、龍聖や宮崎小雪などの王者が所属するTRY HARD GYMのファイター。RISEチャンピオン・寺山日葵や小林愛三などの強豪選手としのぎを削ってきた。前戦は今年3月に梅尾メイと対戦して判定勝ちを収めている。
1Rから両者とも距離を取って右ロー、ミドル。KOKOZはワンツー、左フックを見舞う。2RになるとKOKOZがミドルの手数を増やし、ルイはじっくり様子を見ながら右の前蹴り、ローを放つ。
3Rになると、ルイが右ミドルを蹴りながら、左フックを見舞う。KOKOZも下がらずワンツー、右ローを蹴る。3Rが終わってジャッジは30-29、30-28、29-28でそれぞれKOKOZを支持する。
4R、リードを許したルイは首相撲からのヒジ打ち、ヒザ蹴りで逆襲に出る。KOKOZも左右のミドルキックの手数を落とさない。5R、ルイが首相撲でKOKOZを離さず、ヒザ蹴り&ヒジ打ちで優位に立つ。KOKOZは右のパンチを出すが、このラウンドをルイの首相撲に圧倒されてしまう。
ジャッジは後半ラウンドに首相撲で試合を優位に進めたルイを支持。ルイが逆転勝利してベルトを巻いた。ベルトを巻いたルイは「正直あまり考えてなくて、すごく嬉しいです」と喜びを語った。
▼ダブルセミファイナルⅠ ミネルヴァ ライトフライ級王座決定戦 3分3R
◯真美(team lmmortaL/ミネルヴァ ライトフライ級1位)
判定3-0 ※30-28、30-27×2
●ERIKO(ファイティングラボ高田馬場/ミネルヴァ ライトフライ級2位)
※真美が新王座に就く。
真美は20年6月にはKrushのリングに初参戦を果たして、高梨knuckle美穂と激突。高梨のパンチ力に押されて敗戦したが、果敢に打ち合う姿で最後まで諦めないファイトを見せた。今年6月にはケイト・ウィラサクレックと対戦して延長判定勝利している。今回がキャリア初のベルトを目指す戦いになる。
対するERIKOは、19年9月からRISEのリングに定期参戦。過去にはタイトル戦線で活躍するAKARIなどと対戦している。21年2月にはNJKFの舞台で真美と対戦したが、判定負けを喫している。リベンジとベルト獲得を目指して、今回の試合に挑む。
1R、両者とも右ロー、ミドルを蹴る。前に出るのはERIKO。真美は組んでのヒザ蹴り、右ストレート。2Rになると、近い距離でのフックの打ち合いが随所で見られるように。ERIKOは右のカーフキック。パンチのヒット数では真美が勝る。
2Rまででジャッジは3名とも20-18で赤コーナーの真美を支持する。3R、後がないERIKOは右ボディフック、右ローと攻める。だが、真美も右フックを当て返し、組んでのヒザ蹴りの連打。ジャッジは3者とも真美を支持。真美が判定勝利した。
ベルトを巻いた真美は「今日はチャンピオンベルトを巻いて帰るつもりで、叶って嬉しいです。まだまだもっと強くなって皆さんに応援していただける選手になります」と喜びを語った。
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