【空手】全日本10連覇達成の喜友名諒「空手は一生続く、これからも鍛錬する」
12月12日、日本武道館において『全日本空手道選手権大会』(全空連主催)が開催され、東京オリンピック男子形金メダリストで先月の世界選手権でも4連覇を達成した喜友名諒(31=劉衛流龍鳳会)が前人未到の全日本10連覇を達成した。
決勝は得意のアーナンを演武、力強いくキレのある突き、迫力の表情も演じ28.48点の高得点。
対する西山走(26=大分市消防局)は初の決勝進出でパープーレンを演じ喜友名に迫る勢いで27.20点の高得点も喜友名には届かなかった。
試合後のインタビューで喜友名は10連覇達成について「素直に嬉しいという気持ち。ここまでの連覇は1回も意識したことがなくて、佐久本先生(劉衛流・師範)の厳しい稽古の積み重ね、継続して1つ1つの大会への集中が、ここまで繋がっていると思う。子供たちにも継続することの大切さを感じてもらえたら嬉しい」と語った。
今後については「空手は一生続くので、これからも鍛錬して、自分が先生、先輩方を見てきたように、自分が背中で見せられるような、そんな空手家になりたい。すぐにアジア選手権もあるので、そこに気持ちを切り替えて挑んでいきたい」と力強く宣言した。
なお、女子形は東京五輪銀メダルの清水希容(28=ミキハウス)は出場せず、大野ひかる(29=大分市消防局)が2連覇を達成。組手では五輪で活躍の荒賀龍太郎、植草歩のエントリーがない中、男子は崎山優成が2連覇、女子では斉藤綾夏が2年ぶりの優勝を果たした。
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