【空手】大野ひかる、女子形で全日本2連覇「五輪出られず引退も考えたが乗り越えた、高みを目指す」涙の決意
12月12日、日本武道館において『全日本空手道選手権大会』(全空連主催)が開催され、女子形では大野ひかる(29=大分市消防局)が連覇をかけ決勝でスーパーリンペイを演武。しなやかさと力強さで28.02点をマークし、大内美里沙(同志社大)のパープーレンの演武に1.4ポイント差をつけ2連覇を達成した。
勝った大野は涙を潤ませながら「自分の目標でもあったオリンピックを自宅のテレビで見て、不安の毎日で引退も考えた年だった。それを乗り越えてここに戻ってくることができたので、またもっと高みを目指して自分の形を追求していきたい」と決意を語った。
同じく女子形は東京五輪銀メダルの清水希容(28=ミキハウス)は出場しなかった。清水は全日本8連覇をかけ昨年の全日本選手権で大野と決勝で対戦し、大野が勝利し清水の連覇をストップしている。
しかし全日本大会は五輪選考大会ではなく、最終的に清水の選考ポイントには届かなかった。大野の五輪出場はならなかったが、その悔しさをバネに今年9月の世界選手権の選考会でも清水を破り11月の世界選手権に出場、銀メダルを獲得した。
なお男子形は東京五輪金メダルの喜友名諒(31=劉衛流龍鳳会)が前人未到の全日本10連覇を達成。組手では五輪で活躍の荒賀龍太郎、植草歩のエントリーがない中、男子は崎山優成が2連覇、女子では斉藤綾夏が2年ぶりの優勝を果たした。
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