【UFC】無敗の超新星・チマエフがバーンズとの大激闘を制し11連勝達成!
WME-IMG
『UFC 273』
2022年4月10日(日本時間)米国フロリダ州ジャクソンビル
▼ウェルター級5分3R
●ギルバート・バーンズ(ブラジル)
判定0-3 ※三者とも28-29
〇カムッド・チマエフ(ロシア)
バーンズは11年の世界柔術選手権で優勝経験も持つブラジリアン柔術黒帯の寝技師だが、20勝(4敗)のうち6KO・8一本と打撃でも寝技でもフィニッシュできる力を持つ。21年2月には王者ウスマンとのタイトルマッチに敗れたが、続く7月には強豪のスティーブン・トンプソンに勝利している。
チマエフはこれまで10戦全勝で全てフィニッシュ勝利というパーフェクトレコードを誇っており、UFCでも参戦以来4連勝。新型コロナの後遺症に苦しみ一時は引退宣言もしたが、昨年10月に復帰すると中国のリー・ジャンリンをリアネイキッド・チョークで破り復活を果たした。
1R、すぐに距離を詰めていくと右を振ってからタックルはチマエフ。引き倒すようにして倒すと、立ってきたバーンズのバックに付く。しかしバーンズは上手く逃げると再びスタンドへ。するとバーンズのカーフキックがヒット、さらにチマエフのローに右ストレートを合わせる。
スイッチしつつ詰めて左右のフックを振るチマエフ、すると遠い距離からチマエフの右ジャブが入りバーンズがダウン。パウンドを連打するチマエフだがバーンズは下から足関節を狙うなど対処しピンチから脱出する。
2R、タックルに行くのはバーンズ。しかしチマエフはすぐに足を抜いてディフェンス。サウスポーへスイッチし右ジャブを突くチマエフ。バーンズもカーフキックを当てると、チマエフが入ってきたところへ左フックを引っかける。
するとチマエフがぐらつき、バーンズは一気にパンチでラッシュ。何発もパンチをもらうチマエフだが何とか持ち直す。
後半になると両者疲れたか、手数が減る。終了間際、またもバーンズのフックが入りチマエフが腰を落とす。それでもチマエフがタックルへ行ったところでラウンド終了。
3R、長いジャブを突くチマエフにバーンズもステップインしてのジャブを返す。詰めるのはチマエフ、バーンズは片足タックルに行くがチマエフは防ぐ。これで疲れたところへチマエフのパンチが入り、バーンズがぐらつく。
さらに連打を浴びせるチマエフに、バーンズはふらつきながらも何とか耐える。終盤、バーンズが強い右を振って前へ出るがチマエフもパンチで前へ出続ける。最後はチマエフが組み付いたところで試合終了。
判定は3-0でチマエフ。初めてダウンを奪われながらも大激闘を制し無敗記録を11に伸ばした。
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