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【BOM】石井一成と吉成名高が揃ってKO勝利!再起の石井は「残りの格闘技人生かけ、一番になる」

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2022/04/26(火)UP

ローキックを蹴る石井

株式会社BOMプロモーション
『BOM WAVE08 ー Get Over The COVID-19 ー』
2022424日(日)大分・別府ビーコンプラザ

▼メインイベント BOM 56.00kg契約 3分3R 延長1R
◯イッセイ・ウォーワンチャイ(石井一成/ウォーワンチャイプロモーション)
KO 2R 54秒 ※左フック
●クンナム・ショウブカイ(尚武会)

1R、石井の左フックでダウンするクンナム

 当初はタイ南部5県のチャンピオンであるクンスック・ソーデッチャパンと対戦が決まっていたイッセイ。しかしクンスックが空港検疫により、新型コロナウイルスの陽性者と判明したため欠場し、急遽クンナムに変更となった。

 クンナムはタイのTVマッチ「MAXムエタイ」55kg級の元王者で、キャリア20年のベテラン。昨年12月には吉成名高とWBCムエタイ ナイカムノトム スーパーバンタム級(55.35kg) 王座を争い、判定負けしている。今回は急遽のオファーを受け、2日で4、5kgを落としたと言う。

この左フックでKOする石井

 1R、サウスポーから左前蹴り、右ミドルを放つクンナムに、イッセイは冷静に動きを見て左ストレート、右ロー。ラスト20秒、イッセイのローブローをクンナムが被弾、タイムが取られる。イッセイが左ボディから左フックで速攻をかけると、クンナムがダウンした。立ち上がるも、ここでゴング。

 2R、クンナムが打って変わった険しい表情でギアを上げ、素早い左ミドルを放ち前に出る。しかしイッセイは鋭い右ボディストレートで迎え撃つと、飛び込んでの左フック。クンナムはガクリと倒れ、レフリーが試合を止めた。

 イッセイはマイクで「最近僕は、17、18年間格闘技をしていて、一番の壁にぶち当たってます」と感極まったのか言葉を詰まらせる。「今日どうしても言いたかった。今年の1月に負け、去年の7月にRISEトーナメントに負け。残りの格闘技人生をかけ、絶対に一番になって格闘技界を盛り上げていきます」と軽量級トップへの再起を誓った。

写真提供:BOM

▶︎次ページは名高・エイワスポーツジムvs内藤啓人

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