【GRACHAN】“レスリングエリート”原口伸がプロ4戦目でライト級暫定王者に!植田豊を圧倒
GRACHAN実行委員会
『GRACHAN 54』
2022年5月15日(日)東京・品川インターシティホール
▼メインイベント(第8試合) GRACHANライト級暫定王者決定戦 5分3R
●植田 豊(リバーサルジム新宿Me,We)
判定0-3
〇原口 伸(BRAVE)
※原口が暫定王者に
植田は2009年にDEEPフューチャーキングトーナメントで優勝し、DEEPを主戦場としていたが一度は引退。約5年のブランクを経て19年にWARDOG×GRACHAN大阪大会で試合に復帰。その後はGRACHANに主戦場を移し、19年12月『GRACHAN42×GLADIATOR11』ではGRACHANライト級王者・山本琢也に挑戦したが、敗北。21年2月には、佐々木信治とのGLADIATORライト級暫定王座決定戦に臨んだものの、1R TKO負け。続く8月には林RICE陽太に判定勝利して再起を果たした。
対する原口は、レスリングエリートで19年の全日本選手権でフリースタイル70kg級を制するなど輝かしい実績を誇る。その後、総合格闘技に取り組むべく、宮田和幸代表の元で鍛錬。昨年デビューを果たし、22年3月大宮優戦の大激闘が評価されて王座戦に抜擢された。今回プロ4戦目。
当初、正規王者・山本琢也が防衛期限内である今大会で防衛戦を行う予定だったが行えなかったために、先に暫定王者決定戦を実施。6月いっぱいまでに山本が防衛戦を行う意思があれば、この試合の勝者と統一戦を行うことに。もし山本が王座返上すれば、暫定王者が正規王者となる。
1R、お互いにローを交錯させる中で原口が植田の蹴り足をキャッチしてテイクダウン。原口はパウンドを打ちたいが、下の植田は潜るように身体を密着させそれを許さない。ようやく離れた原口は植田の腕を取りながら抑え込みにいくと、植田が立ち上がる、原口は執拗に組み付いて植田を金網に押し込んだところで1R終了。
2R、植田の右ミドルに対し、原口は再び蹴り足をキャッチして組み付くと高々と持ち上げてリングに叩き付ける。上から抑え込みにいく原口だが、またしても植田は潜りながら足を取りにいく。
正対から抑え込む原口はパウンド、ヒジの連打で削っていく。スタンドに戻ってもすぐにテイクダウンした原口に対し、植田は下から腕十字を仕掛ける。脱出した原口はパウンドを落として主導権を握ったまま2R終了。
3R、打ち合いにいく植田に、組み付く原口はすぐにテイクダウン。グラウンドでプレッシャーをかけ続ける原口の前に、植田はなかなかチャンスを作れない。植田は立ち上がるも、原口のテイクダウン能力の前に成す術なし。原口が上から抑え込みながらパウンドをこつこつと落としていったところで終了。
判定で勝利し、僅か4戦目でベルトを巻いた原口は「暫定王者になりました。今回勝てたのは宮田先生、兄弟子や弟弟子やスポンサーさんのおかげで勝つことができました。これから暫定王者の名に恥じないように頑張って世界を目指して頑張ります」とアピールした。今後、原口は山本と統一戦で対戦するのか、それともそのまま正規王者に繰り上げとなるのか。
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