【GRACHAN】川中孝浩、長岡弘樹を完封し悲願のGRANDタイトル奪取!
GRACHAN実行委員会
『GRACHAN 55』
2022年5月15日(日)東京・品川インターシティホール
▼メインイベント(第8試合) (株)リモデルプロモーションPresents GRANDウェルター級タイトルマッチ 5分3R(延長1R)
●長岡弘樹(DOBUITA/GRANDウェルター級王者)
判定0-3
〇川中孝浩(BRAVE/挑戦者)
※川中が第4代王者に、長岡は初防衛に失敗
長岡は42歳を迎えたベテラン選手で、総合格闘技道場DOBUITAを主宰。これまでにTRIBELATEウェルター級、RISING ONウェルター級、DXFCウェルター級のタイトルを獲得している。
2020年12月に元UFCファイターのウィル・チョープとのGRANDウェルター級王座挑戦者決定戦に勝利し、王者・櫻井隆多との対戦が決まったが、櫻井が練習中に靭帯を損傷したため延期となり、長岡は暫定王者に認定された。昨年6月『GRACHAN 48』の[GRANDウェルター級王座統一戦]で、王者・櫻井隆多に判定勝利し正規王者となった。
対する川中はオリンピックレスラーの宮田和幸に学ぶ、自身もレスリングエリート。昨年8月の『GRACHAN 49』で長岡が保持するGRANDウェルター級王座への挑戦権を懸けて、初代GLADIATORウェルター級王者・レッツ豪太と対戦し勝利した。前戦は昨年11月『RIZIN TRIGGER 1st』で、ストラッサー起一と対戦するも、肩固めによる一本負けを喫している。
1R、オーソドックスの長岡に対し、サウスポーの川中は徹底して右ジャブを突き刺して長岡との距離を取る戦法に。
長岡の左ローには左ストレートをカウンターで合わせて行く。組み付く長岡を、川中は金網に押し込んでテテイクダウンを許さない。長岡のタックルをフロントチョークで捕えてグラウンドの展開でもしつこく締めていく。
2Rも川中は何度も右ジャブを出して距離を取り長岡に入らせない。左ロー、左ストレートも長岡にヒットさせていき、長岡も左ストレートを返していく。
3R、強引に組み付いた長岡は両足タックルを仕掛けてようやく得意な土俵へ。川中を抑え込むと、肩固めを狙いつつマウントポジションを奪う。下の川中はブリッジしてポジションを入れ替えることに成功すると、フロントチョーク気味に抑え込む。スタンドに戻ると、川中は右ジャブ。長岡のタックルをがぶって防いだ川中はパウンド連打で追い込む。再びスタンドの展開に戻っても川中が右ジャブ、左ストレートをヒットさせペースを握ったまま。
判定勝利で念願のベルトを巻いた川中は「格闘技を始めて12年ぐらいですが、やっとベルトを掴みました。ここに来るまでに何度も諦めようと思いましたが、宮田先生、ジムの仲間、家族、友達が応援してくれたからここまで来れました。もっと強い相手と戦って上にいきたいと思います。まだまだこれからです」とマイクアピールした。
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