【Krush】佐々木大蔵、殻を破る逆転KO勝利で10連勝&V3達成!K-1王者・大和哲也に「挑戦者は僕しかいない」
▼第8試合 Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
◯野田哲司(PURGE TOKYO)
延長判定 2-1 ※10-9×2、9-10
●松本涼雅(team ALL-WIN)
本戦判定は30-29、30-30×2
野田は佐野天馬、伊澤波人を撃破し、当時のKrush王者・江川優生に挑戦するなど活躍。22年から本名にリングネームを変更してPURGE TOKYO所属に。しかし、今年1月は斎藤祐斗にKO負けを喫している。
対する松本は21年に「第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」に参戦したが、1回戦で横山朋哉にKO負け。今回が再起戦となる。
1R、野田が左ジャブで先制。前に出る松本は左ミドルを蹴り込む。両者ともジャブの差し合いから、左右ローを蹴り込んでいく。
2R、松本が近距離での右ヒザ蹴りを突き上げる。野田は右フックから左ボディフックを強打。負けじと松本も右アッパーをガードの隙間から見舞う。
3R、松本が左右の顔面前蹴り、野田は一気に距離を詰めて、左フック。終盤、野田のフックがヒットし、松本を下がらせる。だが、松本も体密着させた状態からのヒザ蹴りで意地を見せる。
ジャッジは1者が野田を支持したが、2者はドロー。延長Rへ突入する。
延長R、近距離で打ち合う両者。野田が左右のフックを顔面、ボディへ打ち分けるが、松本も右ロー、ヒザ蹴りを使いながらパンチで応戦。終盤まで、手数を出し続けた両者に大きな拍手が送られた。
際どいジャッジとなったが、ジャッジ2者が野田を支持。野田が松本との接戦を制した。
▼第7試合 Krushフェザー級/3分3R・延長1R
◯兼田将暉(RKS顕修塾)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-27
●林勇汰(FLYSKY GYM)
兼田は2017年のK-1甲子園-60kgで、上記の横山を決勝で破り優勝。その後ACCELフェザー級王座、HEATキックライト級王座、RKSスーパー・フェザー級王座などを戴冠してきた。K-1グループには今年1月から参戦し、Krushで判定勝利。22歳と若いがテクニカルで老獪な上手さを持つ。
対する林は第3代K-1 WORLD GPライト級王者・林健太の実弟。兄と同じく重いパンチとアグレッシブなファイトスタイルを信条とする激闘派だ。金子晃大や玖村将史らトップファイターとも拳を交え、タフファイトで判定に持ち込んでいる。前戦は今年2月、KO負けしており今回は再起戦。
1Rからサウスポーの兼田が左ロー、ミドルと、蹴りの手数を出す。接近する林は、左右のフック、右ストレート。兼田は右フック、ジャブからローと丁寧に攻撃をつなぐ。
2R、兼田がガードを下げつつ、的確に左ストレート、左ミドル、カーフキックをヒットさせる。林は右フックを出すが単発で終わる。一気に距離を詰める兼田のペースになってきた。
3R、兼田が左のインローを蹴り続け、林の足は紫色に。それでも、前に出る林が1発右ストレートをヒットさせるが、兼田が的確に左ロー、ミドルのヒット数を増やす。パンチが相打ちの場面も見られたが、後ろ回し蹴りも見せた兼田のペースで試合を終えた。
▶︎次ページは、目黒翔大vs.松山勇汰、ブハリ亜輝留vs.EITO、伊藤健人vs南雲大輝
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