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【修斗】清水清隆が引退試合で秒殺TKO負け、藤井伸樹が石井逸人との大激闘を制し新王者に!

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2022/11/27(日)UP

新井丈が強烈なパウンドをヒット、KO勝ちした

▼第8試合 フライ級5分3R
〇新井丈(世界ストロー級王者/キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS)
KO 1R 4分10秒  ※パウンド連打
●大竹陽(HAGANE GYM)

新井の強烈なパンチがヒット

 新井は9連敗を喫してからの7連勝でストロー級世界王者を戴冠。直近は4連続KO勝利という覚醒ぶりでストロー級の頂点に立った。

 対する大竹は“ミスター第二試合”と言われ、大会に勢いをつける火付け役としてここ2戦はKO&一本勝ちで連勝中と波に乗っている。

 両者は19年の修斗で対戦し新井がKO勝利。新井の連敗ストップ&連勝ロードが始まったのがこの大竹戦だった。3年ぶりの戦いを制するのは果たしてどちらか。

KO勝ちの新井

 1R、新井が右構えでじりじり圧力をかけていく。サウスポーの大竹は左のパンチを打ちつつ、ハイキックを蹴る。すると、新井が右ボディストレートを強打、負けじと大竹も左フックを返す。

 圧を強める新井は一気に勝負を仕掛けると、ハイキックを蹴る大竹に圧巻の右ストレート!これがモロにヒット。ダウンした大竹に新井が強烈パウンドで追撃したところでレフェリーが割って入った。新井が圧巻のKO勝ちを収めた。

関口(左)と新井(右)がバチバチフェイスオフ

 マイクを持った新井は「坂本代表にお願いがあって。右肩が軽いな。平良(達郎)君が持っている(フライ級)ベルト。ストロー級チャンピオンの俺と、1位の関口(祐冬)君とだったら、平良君の次に相応しいんじゃないか」とアピール。すると、関口がケージに入り、バチバチのフェイスオフを展開。関口は「試合が決まれば全然、自分は受けるので決まるならぜひ」と対戦を承諾した。


マイクを持った根津優太、10カウントゴングを聞いてリングを去った

▼根津優太 引退セレモニー

 根津は2007年にプロデビュー、強烈なローキックを武器とするストライカーで、2014年3月には第4代修斗環太平洋フェザー級王座を獲得。その翌年5月のラージャ・シッペン戦で勝利した後は、約3年間、韓国のMMA団体『ROAD FC』で世界の強豪と渡り合った。

修斗代表・坂本氏(左)と根津(右)

 2018年に修斗へ復帰すると3連勝を収めたが、2019年11月の倉本一真戦でTKO負け。今年7月に約3年ぶりの戦線復帰も、平川智也にスリーパーホールドで一本負けを喫していた。

 根津はマイクを持つと「7月17日の試合を持ちまして、引退を決めました。頭で分かっていても身体が付いてこなくなっちゃって、もうダメだなと思って。きっぱり辞めようと思って、引退セレモニーをやってもらってありがとうございます」と感謝を述べる。

記念撮影

 続けて「(格闘技を)15年やったけど、凄い楽しかったです。幸せでした。悔いとかはめちゃくちゃあるんですけど、自分の直感に任せてやってきたことだから、それも含めて幸せでした。好きなように格闘技をやってきて、ベルト取れて海外にチャレンジして、良い格闘技人生だったと思います。これからの修斗のことをこれからもよろしくお願いしまと語り、10カウントゴングを聞いてリングを去った。

▶︎次ページは、後藤丈治vs.須藤拓真、内藤頌貴vs.高岡宏気

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