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【GLEAT】エース・井土徹也が近藤有己に完封負け、田中稔もTKO負けしGLEAT勢が痛恨の全敗

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2022/12/14(水)UP

近藤有己(右)が井土徹也(左)をロ―キックで攻略

リデットエンターテインメント
『GLEAT MMA Ver.0』
 2022年12月14日(水)東京・後楽園ホール
▼メインイベント MMAルール 5分3R 契約体重 73kg
●井土徹也(GLEAT)
判定0-3(27-30×2、28-29)
〇近藤有己(パンクラスイズム横浜)

井土はパンチで攻めるも、決定打を与えられず

 井土はGLEATのエース的存在。2016年にプロレスラーとしてデビュー、180cmの長身と得意の蹴りやジャーマンを武器に活躍する21歳。近年は『GLEAT』でUWFルールの試合にも参戦。過去には『BreakingDown』に出場し、2016年RIZINアマチュア大会ミドル級(−83.9kg)優勝のマツモモ峰周(松本峰周)に判定で競り勝った。

 対する近藤は昨年デビュー25周年を迎えた第5代&第8代キング・オブ・パンクラシスト。同年5月は鈴木淑徳に判定勝利、12月にはDARANIに判定負け、今年4月は鈴木一史を判定で下している。

 1R、互いに前へ出てローキックで探り合い。序盤は井土が先手を取っていたが、中盤から近藤がローキックを的確に当てていく。井土はパンチを見せるも、近藤が上手くディフェンス。

近藤はキャリアを活かして勝利をものにした

 2R、近藤はジリジリと前へ出て、井土の前足へロ―キックを集める。井土はパンチを打ち込むも、いずれも決定打とはならず。近藤はローキック、前蹴りにつなぐ。井土は蹴りを受けながらパンチを繰り出すも不発に終わる。

 3R、井土は少し距離を縮めながらパンチを狙う。近藤はガードしながら、変わらずに左右のロ―キックを前足へ集める。井土の足は真っ赤に。パンチで勝負したい井土は、左、右と強打で攻めていくが、近藤のガードは堅い。そのままタイムアップとなり、近藤が3-0で判定勝利をものにした。

▶次ページは、田中稔vs.和田拓也、田村男児vs.関根“シュレック”秀樹

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