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【BOM】森木一吉が秒殺KO、川原龍弥は琢磨との接戦制す=IPCCタイトル戦

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2023/03/06(月)UP

誠(右)を秒殺KOでタイトル奪取した森木(左)

BOMプロモーション
「ROAD TO ONE & Shimizu presents BOM38」
2023年3月5日(日)東京・新宿FACE
▽第1部:Shimizu presents BOM 38
▼メインイベント2(第6試合) IPCC日本ウェルター級(-66.68kg)王者決定戦 3分5R
●誠(RANGER GYM)
KO 1R58秒
〇森木一吉(K-Fit-Lab)
※森木が王者に

 ダブルメインイベントでIPCC二大日本タイトルマッチが行われた今大会。『IPCC』とはインターナショナル・プロフェッショナル・コンバット・カウンシルの略で、ムエタイの他、MMAやキックボクシングなどのプロモーターが参加し統括する世界的な団体であり、これまでに朝陽・P.K.センチャイ(=品川朝陽/P.K.SaenchaiMuayThaiGym)が世界フェザー級王座、伊藤紗弥(尚武会)が女子アトム級王座を獲得している。

 日本ウェルター級王座を懸けて元WMC日本ウェルター級王者の誠と、KOSやPRINCE REVOLUTIONなど4冠王の森木が対戦した。森木は前日計量でパスしたのに対し、誠は3.2kgオーバー。再計量でも2.8kgオーバーで試合は減点1スタートとなり、森木が勝利した場合のみ王座獲得となった。

 1R、お互いにローで探り合い、森木が距離を詰めて打ち合う中で右ストレートをヒットさせてダウンを奪う。立ち上がる誠に対し、ラッシュを仕掛けた森木が追加のダウンを奪ったところでレフェリーがストップした。


琢磨(右)との接戦を制した川原(左)

▼メインイベント1(第5試合) IPCC日本ライト級(-61.23kg)王者決定戦 3分5R
●琢磨(東京町田金子ジム)
判定1‐2 ※47‐49×2、48-47
〇川原龍弥(北流会君津ジム)
※川原が王者に

 日本ライト級王座は元WBCムエタイ日本&NJKFスーパーフェザー級王者・琢磨と、3度目のタイトルに挑戦となる川原によって争われた。

 1Rから琢磨が圧を強め、右ローか右ストレートを何度もヒットさせる。川原は押されながらも右ミドルを返していく。2Rも琢磨が右ストレートをヒットさせて手数で優勢に試合を進めていたが、3Rから川原は左右ミドルを当て首相撲を仕掛けてヒザで削っていく。

 4Rも右ストレートを被弾しながらも川原はは組んでのヒザを仕掛けてペースを握らせない。5R、琢磨のパンチで両目を腫らす川原だが、最後まで徹底した首相撲からのヒザ蹴りで削っていく。僅差の判定で勝利した川原が初のベルト奪取を果たした。

▶︎次ページは、イオリ・ウォーワンチャイvs.恒星、松島勲也vs.大輝・FLYSKYGYM、1部のその他の試合結果

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