【UFC】“朝倉海の米国練習パートナー”ドバリシビリ、“タックル地獄”で元王者ヤンを完封し9連勝!
3月11日(日本時間12日)に米国ネバダ州ラスベガスで開催された総合格闘技イベント『UFCファイトナイト ラスベガス71』メインイベントのバンタム級マッチにて、同級3位のメラブ・ドバリシビリ(32=ジョージア)が元同級王者で現在2位のピョートル・ヤン(29=ロシア)を判定で下し、連勝記録を9に伸ばした。
ドバリシビリは日本の格闘ファンの間では、朝倉海の米国の練習パートナーとして人気の存在。朝倉が米国修行の際、一緒に練習を行い、朝倉のYouTubeにも度々登場していた。強力なレスリング力を武器に現在8連勝と勢いに乗っている。
一方のヤンは元王者でUFC屈指のトップストライカー。返り咲きを狙った昨年4月のバンタム級王座統一戦で現王者のアルジャメイン・スターリングに判定で敗れ、その後の再起戦でも新星ショーン・オマリーに判定で星を落とすなど連敗中。
前日計量のフェイスオフで乱闘を行うなど、両者共に気合十分だ。
試合は序盤からスタンド打撃に徹するヤンに対し、得意のタックルを仕掛けるドバリシビリ。1R目はヤンのカーフキックにドバリシビリが苦戦。
しかし2R、ドバリシビリが逆に右カーフを当てると、ヤンが足をスイッチし明らかに左足を痛めた様子。ここからドバリシビリの“タックル地獄”。ヤンから何度もテイクダウンを奪い、スタンドの打撃でもパンチでクリーンヒットするなど、無尽蔵のスタミナを誇るドバリシビリが試合の主導権を握る。
最終5Rもドバリシビリがテイクダウンを取り続け、ヤンを圧倒。突破口を見出せないヤンは気持ちが折れかかったか、動きが緩慢に。得意の打撃は火を吹かずに終わった。
有効打の数も上回り、合計11のテイクダウンを決めたドバリシビリ。判定3-0(三者共に50-45)のフルマークで完勝。連勝記録を9に伸ばした。一方のヤンはこれで3連敗となった。
『UFCファイトナイト ラスベガス71 』
3月11日(日本時間12日)米国ネバダ州ラスベガス
▼バンタム級マッチ
●ピョートル・ヤン(ロシア)
判定0-3 ※三者共に45-50
○メラブ・ドバリシビリ(ジョージア)
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