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【MA日本キック】松山翔がメインでキム・ジウン撃破、遊笑はTKOで達磨石川との3戦目制す

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2023/10/26(木)UP

メインでTKO勝ちした松山翔(中)と初代アマチュアJr.-45kg王者に輝いた愛娘の優波(右)。そして、親子を祝福する菅原道場・菅原忠幸会長(左)

MA日本キックボクシング連盟
『激闘vol.4』
2023年10月22日(日)神奈川・横浜ランドマークホール

▼メインイベント(第8試合) 67.5kg契約 MA日本キックルール 3分3R(延長なし)※ヒジ打ちなし
〇松山 翔(菅原道場)
TKO 3R30秒 ※レフェリーストップ
●キム・ジウン(韓国/Samsan MuayThai gym)

 松山は島野浩太朗、バズーカ巧樹に続く“菅原道場第3の男”。誰が相手でも真っ向勝負を仕掛け、ホームのMA日本キックのリングだけでなく、KNOCK OUTやシュートボクシングのリングでも戦績を重ねる。14戦5勝(1KO)8敗1分と好成績とは言えないが、今年6月にはモハン・ドラゴンとの激闘を制し、念願のMAのベルトを腰に巻いた。

 対するジウンは今年の8月のACFのリングでKO勝ちし、戦績は20戦10勝(2KO)10敗。

 1Rからお互いに組み合っては倒れる展開に。3Rに組み付いて倒れた際にジウンがマットに肩を打ち付ける。肩の負傷をアピールしながらなかなか立ち上がらないジウンに、ダウンカウントが数えられる中、ファイティングポーズをとらなかったためにレフェリーがストップ。松山がTKO勝ちとなった。


左フックでダウンを奪った遊笑(右)

▼セミファイナル(第7試合) ヘビー級 MA日本キックルール 3分3R(延長なし)※ヒジ打ちなし
〇遊笑(Y’s glow)
TKO 1R1分30秒 ※レフェリーストップ
●達磨石川(村上塾)

 遊笑はデンマークで行われた“サバキ”という空手の技を競う国際大会『サバキ・チャレンジ・スピリット2011』で、日本人初の入賞(+85kg級で銅メダル)。その他、極真会館増田道場主催の2011年全日本ウェイト制空手道選手権大会重量級3位、2012年フリースタイルオープン空手全日本選手権重量級優勝など数々の実績を持つ空手家。
 MA日本キックのリングに定期的に参戦し、今年4月にはシュートボクシングのオープンフィンガーグローブマッチで坂本優起を撃破している。

 対する達磨もキックだけでなく、MMAに挑戦するなど異色のキャリアを持つ。遊笑と達磨はこれまでに2度対戦経験があり、1勝1敗とイーブン。3度目の対決を制すのはどちらか。

 1R、達磨のパンチ連打に対し、遊笑は左ロー。右ローから左フックでダウンを奪った遊笑は、再び左フックで2度目のダウンを奪う。達磨はなかなか立てず、レフェリーがストップし、遊笑がTKO勝ちを収めた。

▶次ページは力也vsスンボム、朝久兄弟エキシ、島野vsバズーカのエキシほか

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